キプロスに行ってきました!
3月に14名の参加者とキプロス共和国に行ってきました。キプロスはトルコの南65km、東地中海上に位置するキプロス島の大部分を占める共和制国家で首都はニコシア。1974年以来、緩衝地帯の境界線「グリーンライン」で島の真ん中あたりから南北に分断されており、現在は事実上2つの国家が存在している状態です。島の北部約37%を、国際的にはトルコのみが承認する「独立国家」であるトルコ系住民による北キプロス・トルコ共和国が占めています。方のキプロス共和国は国際連合加盟国193か国のうち、192か国(トルコを除く)が国家承認しています。
今回の目的はフラワーハイキング。3月はベストシーズンで海岸線を中心に多種多様な花が咲きます。中でもオフリスランが1番のターゲットでした。オフリスランは雌のハチに擬態し雄のハチを誘い、送粉させる特徴を持ちます。外見だけでなく匂いや触覚までも雌のハチそっくりだというから凄い。娼婦のランと呼ばれているらしい。オフリスランに騙されるマルハナバチは運び屋となり「空飛ぶぺニス」とあだ名がついているとのことでした。ランの知恵の高さに敬服してしまいました。這いつくばって花を探す旅もなかなか面白い!
後半はキプロス西部のアカマス半島に3連泊し、花と海岸線のハイキングを堪能しました。アフロディーテトレイルの道中では野生のチューリップを発見!
移動中はアーモンドやアブラナが咲き誇る春爛漫でした。
山間部には村が点在し、日本とはまったく異なる景観が広がっています。
旅の最後はアバカスゴルジュに挟まった大岩を見学してきました。ヘルメット着用で足元を濡らしながら無事到着!
キプロスに限らず、春の地中海沿岸諸国は魅力的です。来年はイスラエルを予定しています!ぜひご参加お待ちしています。