バルカン半島モンテネグロに行ってきました!
モンテネグロ(意味=黒い山)は、バルカン半島に位置する共和制国家で、2003年のユーゴスラビア解体、その後のセルビア・モンテネグロを経て2006年6月3日に独立を果たしました。北西をクロアチア、ボスニア、北東をセルビア、東をコソボ、南東をアルバニアと接しています。人口わずか60万人程度、国土面積は福島県とほぼ同じ大きさの小国です。今回の目的は同国最高峰のズラ・コラタに登頂することでした。今回は14名の仲間とチャレンジです。
モンテネグロ最高峰ズラ・コラタとボボトヴ・クックを擁するディナル・アルプスはアドリア海沿岸に北西から南東へ645kmにも及びます。最高峰は、アルバニア、モンテネグロの国境となっているマヤ・イェゼルツァ(2,692m)でズラ・コラタの南西に位置しています。国の範囲はスロベニア・クロアチア・ボスニア・セルビア・コソボ・モンテネグロ・アルバニア。
ドゥルミトル国立公園での山歩きの後は、いよいよズラ・コラタが位置するプロクレティ国立公園へ。この国立公園は近年まで軍事施設だったこともあり、ドゥルミトル国立公園よりもハイカーが少なく、まさにバルカンの秘境という言葉がふさわしい場所です。
いよいよ、モンテネグロ最高峰ズラ・コラタ(2,534m)にチャレンジです。標高差は約1,400m、距離は往復23Kmのロングコース。
かなりハードな山でしたが、無事登頂、怪我なく下山できました。ディナル・アルプスは石灰岩が特徴です。近年、ヨーロッパのハイカーに注目を集めていますが、ここプロクレティ国立公園はまだまだ知る人も少なく、本来の自然が残る最高の山岳エリアだと感じました。
最終日は世界遺産コトルで観光と青の洞窟クルーズ&スイムと海鮮を堪能し、極めつけはジップライン!日本人にとってモンテネグロはコトルだけが脚光を浴びがちです。通常はクロアチアやボスニアなどと絡めたコースが一般的です。私たちはモンテネグロだけで9日間のコースとして、たっぷりとモンテネグロの魅力を堪能できました。さて、来年はクロアチアの最高峰にでかけます。興味のある方はぜひご連絡ください。