おかげさまで創業1周年

1月14日出発|快適なロッジに泊まって歩く
ミルフォード・トラック踏破とクィーンズタウン9日間

トレッキングのハイライト、マッキノン峠

「The finest walk in the World(世界で一番素晴らしいウォーク)」とたびたび称されるニュージーランド随一の人気を誇るミルフォード・トラックを、快適なロッジに泊まりながら歩きます。ミルフォード・トラックは、ニュージーランド南島の象徴ともいうべき存在のトレッキングコースで、ユネスコの世界自然遺産に登録されているフィヨルドランド国立公園北部に位置するエリアを南島南部の氷河湖の中では最大のテ アナウ湖の源流にあるグレイドワーフからスタートし、南極ブナの原生林から穏やかな川沿いのトレイルを進み、氷河が削った雄大なU字谷、美しい湿地帯、絶景の峠、さらに分水嶺を越えるとさらに緑が濃くなるフィヨルドの谷を下る、多彩な風景が展開する全長53.54kmのトレッキングコースです。素晴らしい人気コースにも関わらず、1日の入山者数をガイドウォーク50名、個人ウォーク40名に限っていることから、世界の人気のトレッキングに比べ驚くほど人が少なく環境でトレッキングができるのが大きな魅力です。また、快適なロッジでの宿泊、世界中からのトレッカーとの交流もこのトレッキングの大きな魅力のひとつです。ロッジで出会う参加者に聞くと人によっては2回目だったり3回目の方もいてその人気ぶりに驚かされます。

まれにこのミルフォード・トラックの最も有名な引用文の日本語訳を「世界で一番美しい散歩道」と訳している旅行会社がありますが、これは明らかに誤解を生む表現で、最初にこれを表現したのは、19世紀の英国生まれでニュージーランドに移住した詩人ブランチ・ボーガンです。彼女に限らず19世紀の人は、1日25~30kmを平気に歩くような人たちだったと言いますので、自動車や列車、バスなどの移動手段に慣れてしまった現代人にとっては、整備されたトレイルを歩くトレッキングが一番しっくりきます。整備されたトレイルで、日本の山小屋とは比べ物にならないくらいの快適なロッジに宿泊するとはいえ、3泊4日のトレッキングに必要な荷物を背負って、1日15-21kmを歩くため日常的にトレッキングに親しんでいる方でないと楽しめないと思います。

今回は、このミルフォード・トラックを夏のベストシーズンである1月中旬に訪れ、トレッキング後にミルフォード・サウンドのクルーズを含む4泊5日のガイドウォークのプログラムに参加します。ミルフォード・トラックは、年間通じて雨が多い場所ではありますが、雨の最中やあとに山肌から落ちる無数の滝もまたこのトレッキングならではの魅力です。ミルフォード・トラックでの満足度があまりにも高いため、このコースではあえてトレッキング終了後、クィーンズタウンで打ち上げの食事を楽しみ1泊した後は、ニュージーランドの北島にあるヨットの街オークランドに1泊してからそのまま日本に帰る行程にしています。延泊などのご希望があればお気軽にお知らせください。

【企画・実施】(株)ウェック・トレック
一般社団法人日本旅行業協会正会員 観光庁長官登録旅行業1662号
〒157-0076 東京都世田谷区岡本3-24-1

ミルフォード・ガイド・ウォークのロッジについて
◆各ロッジには、共有の温水シャワーや水洗トイレ、洗濯場と強力な乾燥室が完備されています。そのため、その日の行動中に濡れてしまった衣類をロッジ到着後に洗濯し、翌朝までに乾燥させることで、4泊5日のトレッキングではありますが、着替えなどを最少限度にすることが可能です。
◆各ロッジにはタオルなども備えもあります。バスローブや浴衣はありませんので、ロッジ到着後に、トレッキングで汚れていない着替えは最低1組は持ってくる必要はあります。
◆ロッジの建物内はトレッキングで履いていたトレッキングシューズは禁止されていますので、トレッキングシューズとは別に靴やサンダルをお持ちいただくことをおすすめします。食堂や通路などがまれに濡れていることなどがあるので、いわゆる日本で使う屋内用のスリッパではなく、ソール(靴底)のあるサンダルや軽量の靴をおすすめします。
◆寝室は2段ベッドが置かれた4~6人部屋で、男女別の相部屋になります。各ベッドには、枕や羽毛布団、毛布、シーツの備えがあります。
◆各ロッジでは自家発電機による電気供給を行っておりますので、携帯電話やカメラなどの電子機器の充電は各ロッジで可能です。ただし、自家発電は夜10時の消灯をもって停止するため、夜間は電気は供給されないのでそれまでに済ませるなどの注意が必要です。また、消灯後はヘッドランプなどの備えも必要です。
◆ミルフォード・トラックは、ニュージーランドでももっとも人里離れた谷をつないで歩くトレッキングです。携帯電話の電波などはほとんどの区間で通じません。また、各ロッジにもWifiなどもありません。

ミルフォード・トラックの荷物について
・トレッキングに不要な荷物(街中でしか使わないもの)はクィーンズタウンのホテルに預けます。
・トレッキングの最終日(日程6日目)に宿泊するミルフォード・サウンドにあるマイター・ピークロッジには着替えなどを先送りにすることができます。
・トレッキングの各宿から各宿への荷物運搬サービスはありません。トレッキング最終日に受け取る荷物以外はすべて自分のバックパック(ザック)で運ぶ必要があります。
・ミルフォード・トラックの各ロッジには、降水量が多いこともあり、洗濯機と乾燥機、乾燥室の設備が充実しています。荷物の軽量化のためにも、必要最低限度に減らすことをおすすめします。

出発日と料金

2025年出発日~帰着日日数旅行代金催行状況
1月14日(火)~1月22日(水)9日間892,000円催行中止
※ニュージーランド航空の燃油サーチャージは2024年7月20日現在、航空運賃に含めるかたちとなっておりますが、今後変更となる場合は、ご旅行代金ご請求の際にご案内いたします。
※成田発の場合は、成田空港旅客サービス施設使用料、旅客保安サービス料(3,010円/2024年7月20日現在)が別途必要になります。
※日本の国際観光旅客税(1,000円/2024年7月20日現在)が別途必要です。
※現在ニュージーランド入国に際して、電子ビザ(NZeTA=New Zealand Electronic Travel Authorityの略)の取得が必要です。携帯のアプリをダウンロードしてアプリ経由で申請手続きをするとNZD17(≒約1,600円)、パソコンを介して申請手続きをするとNZD23(≒2,100円)かかります(支払いはクレジットカードとなります)。NZeTA取得の審査には最大72時間かかります。出発前に余裕をもって手続きください。当社でも代行可能ですが、1件につき手数料4,400円をいただきます(なお当社での申請の場合はパソコンを介しての手続きとなるため、NZD23(≒約2,100円)となります。
※現在ニュージーランド入国に際して、国際観光客保護観光税(International Visitor Conservation and Tourism Levy/通称:IVL )NZD35(≒約3,300円)の支払いが必要です。支払いのタイミングは上記のNZeTAの申請時に徴収されます。
ツアー詳細
  • 集合/時間:成田空港/15:45
  • ツアーレベル:<体力:3 ><技術:レベル1>⇨詳しく見る
  • 歩行時間: ③約30分 ④約6時間 ⑤約7時間 ⑥約7時間
  • 食事:朝6回・昼5回・夕7回
  • 最少催行人数:10人
  • 利用航空会社往路:ニュージーランド航空
  • 利用航空会社復路:ニュージーランド航空
  • ツアーリーダー:松岡 玄也(まつおか げんや)
    同行範囲:【1日目】成田空港から【9日目】成田空港まで
  • 一人部屋利用追加料金:60,000円(クィーンズタウンとオークランド泊のみ)
宿泊先

◎利用予定ホテル:クィーンズタウン:リッジズまたは同等クラス

 オークランド:ホテル グランド チャンセラー オークランド シティまたは同等クラス

※ホテルは基本、ツインルームとなります。シングル希望の方は別途お問い合わせください。

ツアー日程表

飛行機:  船: 専用車: 電車: 歩行:

1日目:1/14(火)成田空港 15:45集合-成田-オークランド
夜、成田発(18:45予定)、ニュージーランド航空NZ90便で、オークランドへ。                                                     
                                      (機)機内泊
2日目:1/15(水)オークランドークィーンズタウン
朝、オークランド着(09:20予定)。入国手続きの後、国内線ターミナルに移動し、
(11:35予定)国内線NZ619便に乗り継いで、南島のクィーンズタウンへ。
午後、クィーンズタウン着(13:30予定)。
着後、専用車でホテルへ。
着後、ミルフォード・トラックのガイドウォークでブリーフィングを行います。

                        (機・-・夕)クィーンズタウン泊(ホテル)
3日目:1/16(木)ミルフォード・トラック1日目
朝、他のトレッカーと混載の車で、テアナウへ。テアナウのカフェで昼食後、テアナウ・ダウンズへ。ここからボートに乗り換えて、テアナウ湖をボートで1時間クルーズし、グレイドワーフへ。
3泊4日のミルフォード・トラックのスタートです。
トラックを 1.6 km歩くと、クリントン川のそばにあるグレイドハウスです。
到着後、ロッジ周辺のハイキングにご案内します。

                        (朝・昼・夕)グレイドハウス泊(ロッジ)

4日目:1/17(金)ミルフォード・トラック2日目
朝、昼食の準備をしてから出発。クリントン川の吊り橋を渡り、勾配のある道を川沿いに進みます。
南極ブナの森を抜け、背の高い草とマヌカの茂みの中のトレイルを進み、ポンポロナ・ロッジへ。
ロッジ手前のプレイリー湖に寄り道することも可能です ( 徒歩約6時間/16km)。

                     (朝・昼・夕)ポンポロナ・ロッジ泊(ロッジ)

5日目:1/18(土)ミルフォード・トラック3日目
朝、クリントン谷の源頭へトレイルを進み、ジグザグの登りを終えるとコースのハイライトマッキノン峠です。天気が許せば、壮観なパノラマが広がります。展望を楽しんだ後、クィンティン・ロッジまでの下りのトレイルを進み、クィンティン・ロッジへ(徒歩約7時間/15km)。
小屋到着後、余裕があればサザーランド滝への往復をおすすめします。雨の後は特に水量が豊富で圧巻です(徒歩約1.5時間)。
                    (朝・昼・夕)クィンティン・ロッジ泊(ロッジ)

6日目:1/19(日)ミルフォード・トラック4日目
朝、谷沿いにつけられたトレイルをサンドフライ・ポイントへ。雨の後には切り立った谷の側壁からいくつもの滝が見られます。マッケイ滝やジャイアントゲート滝など迫力の滝を見ながら、サンドフライ・ポイントへ(徒歩約7時間/21km)。ここからボートでミルフォード・サウンドへ。

                    (朝・昼・夕)ミルフォード・サウンド泊(ロッジ)
7日目:1/20(月)ミルフォード・サウンド・クルーズークィーンズタウン
午前、ボートに乗って、絶景のミルフォード・サウンドのクルーズに出かけます。サウンドの側壁を流れる滝が圧巻の迫力で迫ります。
その後、混載のバスでクィーンズタウンへ戻ります。
オプション(別料金※料金未定、参考=昨シーズンの料金はNZD1,050≒約99,000円)でヘリコプターでクィーンズタウンに戻ることも可能です(ただし、最少催行人数4名、悪天候の場合は中止。希望の場合は日程5日目のクィンティン・ロッジで要予約)。

                    (朝・昼・夕)クイーンズタウン泊(ホテル)
8日目:1/21(火)クィーンズタウン フリータイムーオークランド
午前、クィーンズタウンで自由行動。希望者はベンローモンドのハイキング(スカイライン・ゴンドラ代は各自払い)や、キーウィを始めニュージーランド固有の鳥たちを観察できるキーウィ・パーク(入場料は各自払い)をご案内します。また、クィーンズタウンはワカティプ湖畔に広がる町で年間を通じて観光客が訪れることからクィーンズタウン発着で様々なアクティビティが現地の旅行社によって組まれています。ワカティプ湖のクルーズやスキッパーズ・キャニオンの峡谷をジェットボートで行くツアーなどが有名です。
※ホテルの部屋は午前10時までは無料で利用できます(チェックアウト後はロビーで大きな荷物は保管できます)。
午後、クィーンズタウン発、国内線NZ634便で、北島のオークランドへ。着後、専用車で市内のホテルへ。オークランドはニュージーランド最大の都市で「シティ・オブ・セイルズ(帆の町)」と呼称される通り、ヨットが停泊する港を中心とした海風が心地よい素敵な街です。旅の最後の夜をお楽しみください。
                     (朝・-・夕)オークランド泊(ホテル)
9日目:1/22(水)オークランドー成田着
早朝、専用車でオークランド空港へ。
朝、オークランド発、(10:05予定)ニュージーランド航空NZ99便で、成田へ。
夕刻、成田着(17:00予定)。
                                    (-・機)
注釈
  • 上記日程・発着時刻や訪問地は、天候、交通機関の都合、現地事情、歩行ペース等などにより変更されることがあります。
  • 上記歩行時間は一般コースタイムであり、休憩・食事時間は含みません。
  • 登山に不要な荷物は、バスまたは宿に預けられます。
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