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9月22日出発|いざ北海道のど真ん中へ!
秋の「ひがし大雪」 いぶし銀5座スペシャル 4日間

白雲山から望む然別湖

日本の秋は北海道から始まる。今年は北海道のどまんなかに位置する東大雪を選抜した。北海道の中でも手つかずの大自然が残るラストフロンティアと称して偽りなしの場所だと思う。急峻な山岳がそびえ、その周辺に広大な樹海が広がる。然別湖や糠平湖など風光明媚なスポットも点在している。今回は帯広から旭川まで大雪の背骨を大きく外側から反時計周りに北上し、その導線上にある山をピックアップした。日本には「手つかずの大自然で静かな山歩きを楽しめる場所」はなかなか存在しない。この旅で登る5座は名前も聞いたことがないという方が多いかもしれない。ここ数年、山と風ではあまり知られていない知る人ぞ知る山をあえて選抜し、ツアーに組み込む傾向にある。歩いていても数組、日によっては1日中まったく人に会わないこともあった。自分たちだけで山が貸切にできる旅というのはとても気持ちがよい。「貸切状態の自然の中を歩き、楽しい仲間とたわいのない話をする」ことはとても貴重な体験だと最近気づいた。東ヌプカウシヌプリはナキウサギの聖地として知られている。白雲山と天望山は然別湖畔に位置し、湖以外は一面樹海で覆われている大自然の中にそびえる山だ。三国山は紅葉の名所、三国峠からアプローチする。この周囲は大三分水嶺で日本海、オホーツク海、太平洋と3つの大海に流れ込む源頭となっており、3海の分水嶺は日本でここしかないというロマンがある。極めつけはニセイカウシュッペ。表大雪の最北部に位置する山で、アイヌ語で「断崖絶壁の上にある山」という意味がある。この山から錦秋の表大雪を望むことが今回のハイライトだ。今回も毎回の北海道シリーズで好評の現地の名ガイド・丸岡進一氏にお願いした。ここ最近はまっている言葉「いぶし銀」を今回もタイトルに付けた。日本の秋は素晴らしい。ご案内したいところは星の数ほどある。そんな中、今年の秋のスタートは東大雪からスタートしたい。

ツアーのポイント

  1. 秋のベストシーズンに知る人ぞ知る東大雪のいぶし銀5座に登る
  2. 表大雪の絶好の展望する人気の名峰ニセイカウシュッペ山に登る
  3. ナキウサギの聖地として知られる東ヌプカウシヌプリに登る
  4. 然別湖を望む絶景の白雲山・天望山に登る
  5. 紅葉の名所として知られる三国峠から登る3つの海の分水嶺となるピーク(三国山)に登る
  6. 然別湖畔の快適な温泉ホテルに2連泊
  7. 温泉が好評の層雲峡のホテル・朝陽亭に宿泊
秋色に染まるニセイカウシュッペ山
ニセイカウシュッペ山から望むアンギラス
白雲山から望む然別湖
白雲山から望む然別湖
ナキウサギとの出会いも楽しみ
白雲山からの東ヌプカウシヌプリ
三国峠と松見大橋
秋色に染まる然別湖
小槍の立つ南尾根を望む(4日目)
ニセイカウシュッペ山の登り
ニセイカウシュッペ山の登り
ニセイカウシュッペ山頂

出発日と料金

2025年出発日日数旅行代金催行状況
9月22日(月)4日間238,000円満席(増設検討中、お問合せください)
ツアー詳細
  • 集合/時間:羽田空港第1ターミナル 午前06:50
  • ツアーレベル:<体力: ><技術:レベル1>⇨詳しく見る
  • 歩行時間:①約2.5時間 ②約6時間 ③約4時間 ④約7時間
  • 食事:朝3回・昼3回・夕3回
  • 利用航空会社往路:日本航空
  • 利用航空会社復路:日本航空
  • ツアーリーダー:寺井 信之(てらい のぶゆき)
    同行範囲:【1日目】帯広空港から【4日目】旭川空港まで
  • その他:登山に不要な荷物は専用車または宿に置いておくことができます。
宿泊先

※ホテルの部屋は男女別相部屋が基本となります。シングルやご夫婦部屋希望の方は別途お問い合わせください。

ツアー日程表

飛行機: 船: 専用車: 電車: 歩行:

1日目:9/22(月)羽田空港 午前06:50集合 – 帯広空港-東ヌプカウシヌプリー然別湖畔

朝(07:50予定)、羽田空港発、日本航空JAL573便で帯広空港へ。

到着後、 新得へ。早めの昼食で新得そばをご賞味いただきます。その後、東ヌプカウシヌプリ登山口(907m)へ。 美しい樹林帯の苔を眺めながら東ヌプカウシヌプリ山頂(1,252m)へ。山頂周辺の岩場にはナキウサギが生息しており、ナキウサギの聖地とも言われています。下山は往路を戻ります(徒歩約2.5時間)。下山後、専用車で然別湖畔温泉へ。

(ー・昼・夕)然別湖畔温泉ホテル風水泊(ホテル)

2日目:9/23(火)然別湖畔滞在 白雲山・天望山登山

朝、 然別湖畔を歩き、登山口(815m)へ。針葉樹林の急登を歩きます。あたり一帯は日本でも最大規模の風穴地帯と言われ、ナキウサギなどの野生動物が生息しています。白雲山(1,186m)山頂からは眼下には然別湖、その奥にはウペペサンケを望む絶景を堪能できます。一度コルまで下り、天望山(1,174m)に登り返します。湖面に移る山容が美女のクチビルに見立て、クチビル山と呼ばれています。山頂からは再び白雲山とのコルに戻り然別湖畔に下り、然別湖畔を歩き、ホテルへ戻ります(徒歩約6時間)。

(朝・昼・夕)然別湖畔温泉ホテル風水泊(ホテル)

3日目:9/24(水)然別湖畔-三国山登山-層雲峡温泉

朝、専用車で糠平湖へ。タウシュベツ川橋梁跡の展望台に立ち寄り、その後、三国峠(1,129m)へ。 日本海、オホーツク海、太平洋の3つの大洋に流れ込む大三分水嶺のある山です。登山道はやや踏み跡に近いワイルドな感じで、稜線上は笹や灌木などのブッシュが一部濃い場合があります。山頂部からは東大雪の展望を楽しめます。下山は往路を戻ります(徒歩約4時間)。下山後、専用車で層雲峡温泉へ。

(朝・昼・夕)層雲峡温泉・朝陽亭泊(ホテル)

4日目:9/25(木) 層雲峡温泉-ニセイカウシュッペ山登山-旭川空港-羽田空港

早朝、小型車に分乗しニセイカウシュッペ山の登山口(1,140m)へ。ダケカンバが茂る西尾根を登り、1533mの展望台へ。表大雪の展望が広がります。大槍の北側を巻き、山頂へ向かい高山帯の尾根を登ります。ニセイカウシュッペ(1,883m)からの眺めは雄大で、表大雪はもちろん、天塩岳や平山、武利岳、武華山など道北の山々の展望を楽しめます。下山は往路を戻ります(徒歩約7時間)。下山後、小型車に分乗し、旭川空港へ。夜(20:00予定)、日本航空JAL558便で羽田空港へ。夜(21:45予定)、羽田空港着。

(朝・-・-)

注釈
  • 上記日程・発着時刻や訪問地は、天候、交通機関の都合、現地事情、歩行ペース等などにより変更されることがあります。
  • 上記歩行時間は一般コースタイムであり、休憩・食事時間は含みません。
  • 登山に不要な荷物は、バスまたは宿に預けられます。
  • 4日目のニセイカウシュッペ山の林道は例年6月初旬に開通する予定ですが、冬季の損傷具合により修復工事が長引き開通が延期または開通されない場合、別の登山(平山など)に変更させていただきます。
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