10月16日出発 |ちょっと台湾へ行ってきます!
暮らすように旅する
台湾小百岳シリーズin台北 4日間

台湾は九州よりもやや小さい国土面積ながら、3,000mを越える山はなんと250座以上もある。1971年には台湾百岳が選出された。週末になると多くの台湾人が山に登る。その台湾でここ数年、「小百岳」がブームとなっている。「小百岳」を日本語に訳すのは難しい。台湾百岳は全山、標高3,000m以上に限定されており、3,000m以下の山で100座選定されたのが「小百岳」。中には標高2,500m以上の山もあるため、「小」だからといって台湾100低山としてしまうには語弊が生じる。昨年の12月と今年の2月に小百岳シリーズ第1回を2回実施した。街外れの山で高層ビル群を一望できたり、地元山岳会に歓待され、山頂で昼食をごちそうになったり、アスレチックのような山に登ったり。とても変化に富んだ山歩きを堪能できた。前回のツアーでのエピソードを紹介したい。1回目実施の12月に強風でドローンを戻せなくなり、なんとか山麓に不時着させた。しかし、登山口からは遠く、探しに行く時間がないため回収を諦めていたところ、山頂でこの話を耳にした地元の登山者たちが、「私たちが探しにいく」と申し出てくれた。そして、私たちが下山口に到着する前に私の携帯に写真が送られてきた。その写真には不時着した田んぼにドローンと笑顔の台湾の人たちが写っていた。最終的に私たちの下山に合わせ、ドローンは私の手元へと戻ってきた。お礼を固辞し、最後まで受け取ってもらえなかったことが印象に残っている。3ヶ月がたち、ツアー2回目に訪れた時には、私たちを山頂で待ち構えてくれていた。台湾の人たちは地元の山に日常的に登る習慣がある。各自お菓子や食べ物を持ち、待ち合わせするでもなく、山でお茶会をして下山する。日本でも同じような文化はあるが、台湾はより山と人の暮らしが密であるように思う。台湾の大きな山は、世界中のトレッカ-が訪れるが、小百岳に登る外国人はほとんどいない。私たちが日本人だとわかると、皆とても珍しがり、喜んでくれる。台湾は世界トップクラスの親日国だ。日本人が自分たちの山に来てくれたと、とても喜んでくれる。そしてちょっとした国際交流を楽しむ。これが小百岳の最大の魅力だ。今回は台北の快晴率が高い10月のため、台北のみにターゲットを絞り、台北市内に3連泊して小百岳5座に登る。人気の観光地、九份や新北投温泉にも立ち寄る。移動は「暮らすように旅する」をテーマに、地下鉄や、路線バス、タクシーを利用し、貸切バスは使わない予定だ。
台湾は日本人にとって最も旅をしやすい国の1つだと思う。前述のように人々は親日的で、食事は美味く、日本から直行便で3時間30分と近く、治安が良く、時差は僅か1時間。国内旅行のように身構えることなく、すっと旅をスタートできる。タイトルの通り「ちょっと台湾へ」と気軽に海外旅行を楽しむことができる。小百岳100座に全てに登るのはなかなかハードルが高いが、ぜひ何度かは小百岳に参加していただきたい。

ツアーのポイント
1.大都市・台北を眼下に望む剣潭山(153m)に登る
2.台湾屈指の人気スポット九份と九份を一望する基隆山(588m)に登る
3.台北市最高峰の七星山(1,118m)と大屯山(1,092m)を縦走
4.山頂からの眺めももちろん、山容が美しい台北のシンボル観音山(616m)
5.日本人にもなじみ深い・新北投温泉にも立ち寄る
6.台北のホテルに3連泊!
【企画・実施】(株)ウェック・トレック
一般社団法人日本旅行業協会正会員 観光庁長官登録旅行業1662号
〒157-0076 東京都世田谷区岡本3-24-1

担当ガイド紹介:呉亭燁 Tingyeh Wu
台湾國家ガイド。日本での留学経験があり、流暢な日本語を話す。趣味の登山が高じて台湾でトレッキングや登山を専門にする旅行社へ。台湾の山を世界の人々にご案内するかたわら、台湾の人を日本の山や世界の山に案内している。台湾百名山40座登頂。ネパール・トレッキングや、日本の人気の山(富士山、北アルプス、八ヶ岳、尾瀬)などにも何度も足を運び造詣が深い。
出発日と料金
2025年出発日 | 日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
---|---|---|---|
10月16日(木) | 4日間 | 288,000円 | 満席(増設検討中、お問い合わせください) |
※羽田空港旅客サービス施設使用料、旅客保安サービス料(2,950円/2025年5月27日現在)が別途必要になります。
※国際観光旅客税(1,000円/2025年5月27日現在)が別途必要です。※羽田空港施設
- 集合/時間:羽田空港/7:50
- ツアーレベル:<体力:2 ><技術:レベル1>⇨詳しく見る
- 歩行時間:①約2.5時間 ②約5時間 ③約6時間 ④約3時間
- 食事:朝3回・昼3回・夕3回
- お一人部屋追加料金:60,000円
- 最少催行人数:10人
- 利用航空会社:エバー航空
- ツアーリーダー:寺井 信之(てらい のぶゆき)
同行範囲:【1日目】台北から【4日目】台北まで
台北:台北 K ホテルまたは台北天閣ホテル台北士林館
※ホテルのはツイン利用の相部屋となります。シングルやご夫婦部屋希望の方は別途お問い合わせください。
ツアー日程表
飛行機: 船: 専用車: 電車: 歩行:
(機・夕)台北市内泊(ホテル)
(朝・昼・夕)台北市内泊(ホテル)
下山後、新北投温泉に立ち寄り、MRTで台北市内に戻ります。
(朝・昼・夕)台北市内泊(ホテル)
夕刻(16:20予定)、 エバー航空BR190便で羽田へ。
羽田到着後、解散(20:05予定)。 (朝・昼・機)
- 上記日程・発着時刻や訪問地は、天候、交通機関の都合、現地事情、歩行ペース等などにより変更されることがあります。
- 上記歩行時間は一般コースタイムであり、休憩・食事時間は含みません。
- 登山に不要な荷物は、バスまたは宿に預けられます。