10月21日出発|一目五山の道を行く
錦秋のあまとみトレイル86km 6日間

「あまとみトレイル」。昨年あたりから、よく耳にする機会があり、歩いた人の感想がすこぶる良いのでツアーにしたいとあたためていた。雨飾山の「あ」、斑尾の「ま」、戸隠の「と」、妙高の「み」。この4文字を合わせて「あまとみトレイル」。山頂に立つのは斑尾山(1,382m)のみで、トレイルは信越五岳(斑尾・妙高・黒姫・戸隠・飯綱)の麓をつないでいく。全長は86km。歴史・地質・植物・景観ともに特異で魅力に溢れ、変化に富んだロングトレイルだ。今年の5月にあまとみトレイルクラブの代表をつとめる林部直樹さんがわざわざ山と風のオフィスを訪ねてきてくれた。一級建築士という本業をもちながら、妙高戸隠連山国立公園の魅力を伝えようと先頭に立っている方だ。もともとは自分の住む街に日常的に歩けるトレイルを作りたいというところからスタートし、地元の山岳愛好家たちが協力しあって作り上げたとのこと。やがては日本海までつなげたいと熱く語ってくれたのが印象的だった。あまとみトレイルは、がちがちの登山コースとは異なる。どちらかといえば、山麓を抜けていくハイキングに近い。とはいえ、日によっては20km歩く日もあるため、86kmを一気に歩き通すのは少しハードだから2回に分けるべきかと、日程について結論を出せずにいた。最終的には、林部さんと話をして、1度に踏破することに決めた。トレイルには林部さんたちの思いが詰まっている。長野駅を起点に善光寺、戸隠五社の古道、黒姫山麓を経由し、妙高・笹ヶ峰へ。後半は苗名滝、いもり池、野尻湖と巡り、斑尾山の山頂でフィナーレを迎える。林部さんたちが点をつないで線にしたストーリーがあるはずだ。それを途中で切ってしまうと楽しみが半減してしまうのではないかと思った。ちなみに日本屈指の知名度を誇る信越トレイルは、あまとみトレイルのゴールである斑尾山頂を起点とし、苗場まで110km。あまとみトレイルと合わせると196kmの長大なロングトレイルとなる。なんとロマンに満ちていることか。
今回は各日、荷物の送迎を行うため、日帰りザックで歩くことができる。ガイドは、林部さんから地元の山岳ガイドの方々を紹介していただき、あまとみトレイルを深く理解できるよう準備する。ロングトレイルの神髄を味わえる至極のコースになると期待している。
ツアーのポイント
- あまとみトレイル86kmを6日間で踏破
- 連泊を組み込んだり、ビジネスホテル泊、温泉泊など宿泊地にもこだわりました
- 地元の山岳ガイドが各日2名同行!
- 歩くだけでなく、歴史や地質などの解説を聞くことも楽しみ
- 荷物は各日回送できるので日帰りザックで歩ける
- 紅葉のベストシーズンに設定
出発日と料金
2025年出発日~帰着日 | 日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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10月21日(火)~10月26日(日) | 6日間 | 229,000円 | 満席(お問合せください) |
- 集合/時間:長野駅/午前08:45
- ツアーレベル:<体力:3 ><技術:レベル1>⇨詳しく見る
- 歩行時間:①約5時間 ②約7時間 ③約8時間 ④約7時間 ⑤約7時間⑥約7時間
- 食事:朝5回・昼4回・夕5回
- ツアーリーダー:寺井 信之(てらい のぶゆき)
同行範囲:【1日目】長野駅から【5日目】飯山駅
※5泊目のホテルのみシングル利用、その他は男女別相部屋となります。シングルやご夫婦部屋希望の方は別途お問い合わせください。
ツアー日程表
飛行機: 船: 専用車: 電車: 歩行:
(距離:約13km 徒歩:約5時間) (-・夕) アソビーバ ナガノパーク泊
(距離:約17km 徒歩:約7時間)
送迎車で戸隠高原ホテルへ。 (朝・昼・夕)戸隠高原ホテル泊
(距離:約20km 徒歩:約8時間)
送迎車で赤倉温泉へ。 (朝・昼・夕)赤倉ホテル泊
(距離:約13km 徒歩:約7時間)
送迎車で赤倉温泉へ。 (朝・昼・夕)赤倉ホテル泊
(距離:約15km 徒歩:約7時間)
下山後、 専用車で信州中野へ。 (朝・昼・夕)ホテルルートインGrand中野小布施泊
(距離:約12km 徒歩:約7時間)
下山後、 専用車で飯山駅へ。到着後、解散(17:00頃)。(朝・ー)
- 上記日程・発着時刻や訪問地は、天候、交通機関の都合、現地事情、歩行ペース等などにより変更されることがあります。
- 上記歩行時間は一般コースタイムであり、休憩・食事時間は含みません。
- 登山に不要な荷物は、バスまたは宿に預けられます。