おかげさまで創業3周年

12月5日出発・12月12日出発|わしのアルプスが1番じゃ!
岡山・兵庫編 玉野・和気・播磨・小野 ご当地アルプス対決 4日間

王子ヶ岳からの眺望

今年の山と渓谷の2月号で「ご当地アルプス」特集が掲載されていた。日本にはご当地アルプスが80あるらしい。中でも山陽エリアには屈指の展望を誇るアルプスが点在している。今回は岡山・兵庫のご当地アルプス玉野・和気・播磨・小野を選抜した。各アルプスの案内は地元の愛好会や山岳会の方にお願いし、この7月に視察踏破も兼ね、挨拶に訪れた。企画段階から現地を訪れることはとても重要。関わってくれる方との人となりが理解でき、会話を通して次から次へとアイデアが湧いてくる。4つのアルプスはそれぞれが特徴的で魅力にあふれていた。このコースでは山だけでなく、観光名所もたくさん巡る。岡山近郊では日本三名園の後楽園、瀬戸内海を一望する王子ヶ岳展望台。赤穂では赤穂義士ゆかりの地を歩く。播磨では日本三奇の生石神社、そして世界遺産・姫路城。宿泊は岡山、赤穂、姫路。いずれも大浴場付の厳選したビジネスホテルにシングルでお泊りいただく。山と人を通して作りあげた、ご当地アルプス対決。他の旅行会社にはない、山と風のオリジナリティにあふれた渾身のコース、ぜひご堪能いただきたい。なお、ツアーは12月実施だが、掲載の写真は全て7月撮影。

天狗ノ南山からの眺望

玉野アルプス

玉野アルプスは岡山県玉野市に連なる瀬戸内海に面した全長45kmのアルプス。今年の1月に山火事でその名を知った方も多いと思う。玉野アルプスは尾根続きに山がつながっておらず、飛び石のような地形になっている。そのため、今回は縦走ではなく、とっておきの展望を誇る、知る人ぞ知る天狗ノ南山と、誰もが知る名山、王子ヶ岳(鈴木央理恵さん案内)に登る。

案内人:古谷啓太郎さん

古谷啓太郎さんは玉野アルプスの名付け親で登山道を次々と切り開く情熱的な方。数ある玉野アルプスの山の中から今回は古谷さん1番のお気に入りである天狗ノ南山を提案していただいた。5年前に仲間と切り開いたという知る人ぞ知る絶景の展望ピークだ。

和気アルプスの尾根道

和気アルプス

和気アルプスは備前焼きで知られる和気町に位置している。駅前にそびえる和気富士と、その奥へと続くアルプスの山々は見事な凹凸で、登高意欲が高まる。縦走路のほとんどが視界抜群で、剥き出しの岩尾根に張り付く登山道がいくつものピークを越えて伸びており、今回は11座の小ピークを馬蹄形に巡る。穂高山や涸沢峰といった山名を見かけたが、まさに日本アルプスを縮図にしたような絶景アルプスだった。

案内人:板倉政美さん

案内人の板倉政美さんとは登山前に和気駅で挨拶した。会社員をしながら、土日になると1人で登山道整備を行っているスーパーマン。「和気アルプスは流紋岩の剥き出しの尾根が素晴らしく、たぶん1番だと思いますよ」と自信満々に語ってくれた。

展望の良い播磨アルプス

播磨アルプス

播磨アルプスは新幹線の車窓からよく眺めていて、「いつか登ってみたい」とツアーにしたいリストに入れていた。視察日は快晴でひどい暑さにもかかわらず、かなりのハイカーとすれ違った。何人かに声をかけたが、皆地元の方々で、東京からだと伝えると、抜群の眺望の中、播磨アルプスの魅力を惜しげもなく語ってくれた。主峰・高御位山へのアプローチが素晴らしい。「播磨アルプス」は耳障りも良い。

案内人:須増勇さん

案内人である須増勇さんとは播磨アルプスの下山口で待ち合わせたが、汗だくで下りてきた私にすぐに気づいてくれた。日本三奇の生石神社もぜひ見てほしいと案内してくれた。播磨の魅力を懇切丁寧に説明してくれる姿がとても印象的だった。

小野アルプスの紅山

小野アルプス

フィナーレを飾るのは小野アルプス。小野市が地域振興のために、「日本一低いアルプス」として積極的にPRして人気に火が付いた。剥き出しの岩肌にオレンジ色の地衣類が付着している紅山は、今では全国区の人気を誇る。小野アルプスは全12座を踏破する。12座となると、大変そうに聞こえるが次から次へとピークが出現するので4時間程度で十分歩ける。樹林帯を抜け、紅山と対峙する時がクライマックスだ。

案内人:岡田良生さん

案内人はおのハートフル歩人会会長の岡田良生さん。小野アルプスのガイドを頻繁にされている。登山口で挨拶して別れたが、主峰・紅山に先回りしてくれていて再会し、岩尾根を一緒に登った。唯一無二の美しい尾根だと思う。

出発日と料金

2025年出発日日数旅行代金催行状況
12月5日(金4日間228,000円満席(お問合せください)
12月12日(金4日間228,000円満席(お問合せください)
ツアー詳細
  • 集合/時間:羽田空港/7:05
  • ツアーレベル:<体力2: ><技術:レベル1>⇨詳しく見る
  • 歩行時間:①約3時間 ②約4時間 ③約4時間 ④約5時間
  • 食事:朝3回・昼3回・夕3回
  • 利用航空会社(往路):日本航空
  • ツアーリーダー:寺井 信之(てらい のぶゆき)・鈴木 央理恵(すずき おりえ)
    同行範囲:【1日目】岡山空港から【4日目】姫路駅
  • その他:
宿泊先

※ホテルは全てシングル(お1人様部屋)となります。ご夫婦部屋希望の方は別途お問い合わせください。

ツアー日程表

飛行機: 船: 専用車: 電車: 歩行:

1日目:12/5(金)・12/12(金) 羽田空港 朝07:05集合ー岡山 玉野アルプス
朝(07:05予定)、羽田空港集合。朝(08:05予定)、日本航空JAL231便で、岡山へ。到着後、王子が岳へ。ミニハイキング(約1時間)の後、天狗ノ南山登山口へ。 玉野アルプス屈指の眺望を楽しめる天狗ノ南山(141m)に登ります。(徒歩:約2時間)下山後、岡山市内へ。日本三名園の「後楽園」にご案内します。
                         (-・夕)天然温泉吉備の湯 ドーミーイン岡山

2日目:12/6(土)・12/13(土) 和気アルプス縦走
朝、専用車又は電車で和気駅へ。 赤い鳥居をくぐり、和気富士(172m)に登ります。僅か30分ほどで本格的な山景色が広がります。烏帽子岩、火床のある観音山、エビ山、岩山、前ノ峰、穂高山、涸沢峰、竜王山(222m)と低山ながらアルペン的な景観も楽しめる和気アルプスをぐるっと縦走し、小竜王へ下山します。(徒歩:約4時間)
下山後、生石神社を見学し、赤穂市へ。赤穂城址や、赤穂大石神社など赤穂義士ゆかりの地を巡ります。
                               (朝・昼・夕)赤穂パークホテル

3日目:12/7(日)・12/14(日) 播磨アルプス縦走
朝、専用車で播磨アルプスの登山口、鹿嶋神社へ。 剥き出しの岩尾根を播磨アルプスの白眉、百間岩へ。別所奥山(210m)からは主稜線を歩き、主峰・高御位山(304m)に登ります。下山は成井登山口へ。(徒歩:約4時間)下山後、専用車で姫路へ。希望者は世界遺産・姫路城へご案内します。  
                      (朝・昼・夕)姫路キャッスルグランヴィリオ  

4日目:12/8(月)・12/15(月) 小野アルプス縦走
朝、専用車または電車で日本一低いアルプスとして知名度を得た小野アルプスへ。 登山口となる白雲谷温泉ゆぴか(64m)へ。全12座を完全縦走します。むき出しの岩肌が特徴的な主峰・紅山(184m)や、明石海峡大橋の絶景が楽しめ、小野富士と称される最高峰・惣山(199m)など低山ながら屈指の名峰群を歩きます。福甸峠(76m)へ下山します。
(徒歩:約5時間)

専用車で姫路へ。姫路駅で解散(16:00頃)
                                        (朝・昼・ー)

注釈
  • 上記日程・発着時刻や訪問地は、天候、交通機関の都合、現地事情、歩行ペース等などにより変更されることがあります。
  • 上記歩行時間は一般コースタイムであり、休憩・食事時間は含みません。
  • 登山に不要な荷物は、バスまたは宿に預けられます。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!