3月26日出発・3月30日出発|桜の陣!歩いて巡るゆめしま海道と
魚島群島チャーター船&無人島・津波島三角点チャレンジ4日間
「1番好きな山はどこですか?」山登りをしている人ならば1度はこの質問を受けたことがあると思う。とても難しい質問だ。好きな山は訪れた時の天候やメンバー、環境なども印象に強く影響を与える。私の場合は「春の瀬戸内海のしま山」と答えることにしている。複数回訪れているが毎回天気がよく、桜のタイミングが合っていたこともあるが、春の瀬戸内海は国内の山では1番のお気に入りだ。島のあちこちで咲く桜と瀬戸内海のおだやかな海景色と多島美はそこにいるだけでおだやかな気持ちになる。島から島へフェリーで移動しながら「あの島は○〇島だ、こちらから見ると形が違うな」などと発見するのがとても楽しい。島間に橋がある場合はその橋を渡るタイミングも楽しい。次の島はどんなだろうと考えるだけでわくわくする。瀬戸内海は今までかなり訪れたので新しいコースを考えるのはなかなか難しい。瀬戸内海の地図をじっと見つめていると「ゆめしま海道」が目に入ってきた。しまなみ海道の生口島の南に連なる島々だ。以前、岩城島の積善山を訪れた。山頂の尾根に3000本の桜が咲き、天女の羽衣と称される瀬戸内海屈指の桜の名山だ。この岩城島と弓削島、生名島、佐島が2022年に3つの橋でつながり、ゆめしま海道と呼ばれている。岩城島以外には行ったことがなく、そのうち訪れてみたいと思っていた。今回はこのゆめしま海道を徒歩で巡ってみたい。更にゆめしま海道の南には魚島群島という島々が点在することを知った。無人島だが、美術館のある弓削豊島、漫画アートが印象的な高井神島、群島の中心を担う魚島の3島だ。そして岩城島の南には津波島という無人島があり、三角点のある山頂まで登った記録をインターネットで見つけた。「これはおもしろいツアーになるな」と思うと同時に2日間のスケジュールを無理矢理作り、視察に行ってきた。生名島の鉢巻山に最高の尾根を見つけた。この山はほぼ登山道は皆無だが、瀬戸内海に落ち込むように張り出す剥き出しの尾根を見つけた時は1人で小躍りをするほどうれしかった。縦走すべく北東に下ったが藪でなかなか良いルートが見つからなかったが、ツアーを実施する春ならばもう少し歩きやすいだろう。佐島の観音山も良かった。標高は低いものの、地元の人に愛されている小山であることが感じられた。桜のタイミングが合えば最高だと思う。魚島群島は視察では定期船で訪れたが、行ったりきたりで1日たっぷりかかってしまったのでツアーの時はチャーター船で巡ることにした。津波島の無人島チャレンジも視察時は藪でたいへんだったが、春はましになるだろう。桜の積善山は訪れている人も多いと思うが外せない。絶景で知られるしまなみ海道の生口島の牡蠣山と村上海賊の城址が残る因島の青影山も加えよう。パズルを組み上げるように良いコースが出来上がった。
ツアーのポイント
- 桜咲く「ゆめしま海道」4島(岩城島・弓削島・佐島・生名島)を徒歩で巡る
- 桜の名山・積善山と観音山をはじめ、瀬戸内海の小山にいくつも登頂
- 魚島群島(弓削豊島・高井神島・魚島)をチャーター船で巡る
- 無人島・津波島に上陸し、三角点を目指す!
- しまなみ海道屈指の展望を誇る生口島の牡蠣山に登る
- 因島の村上海賊の拠点であった絶景の青影山に登る
出発日と料金
2025年出発日 | 日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
---|---|---|---|
3月26日(水) | 4日間 | 198,000円 | 増設しました(満席、お問合せください) |
3月30日(日) | 4日間 | 198,000円 | 満席(お問合せください) |
- 集合/時間:新尾道駅/11:30
- ツアーレベル:<体力:2 ><技術:レベル1>⇨詳しく見る
- 歩行時間:①約3時間 ②約7時間 ③約4時間 ④約6時間
- 食事:朝3回・昼3回・夕3回
- ツアーリーダー:寺井 信之(てらい のぶゆき)
同行範囲:【1日目】新尾道駅から【4日目】新尾道駅 - その他:①チャーター船による魚島群島の島めぐりは悪天時出航できない可能性があります。その場合、代替コースを検討します。②津波島の無人島チャレンジは直前視察により再度コンディションを確認します。その結果、三角点まで行かず上陸のみとさせていただく可能性があります。
※宿泊は男女別相部屋を予定しています。シングルやご夫婦部屋希望の方は別途お問い合わせください。
ツアー日程表
飛行機: 船: 専用車: 電車: 歩行:
(朝・昼・夕)よし正泊
下山後、 フェリーで生口島に渡り、 専用車で因島へ。 旅のフィナーレは因島のほぼ中央に位置し、因島全域を見渡すことができる好展望の山、青影山(275m)に登ります。ここは因島村上水軍の拠点ともなり、頂上には約260年間存在した「青陰城(青蔭城)」の本丸跡などの遺構が残されています。往路を戻ります(徒歩約2時間)。その後、 専用車で新尾道駅へ。
到着後、解散(17:00頃)。 (朝・昼・ー)
- 上記日程・発着時刻や訪問地は、天候、交通機関の都合、現地事情、歩行ペース等などにより変更されることがあります。
- 上記歩行時間は一般コースタイムであり、休憩・食事時間は含みません。
- 登山に不要な荷物は、バスまたは宿に預けられます。