6月14日出発|ペルー・アンデス山脈ブランカ山群
サンタ・クルス・トレッキング12日間
アンデス山脈は全長8,000kmにも及ぶ世界最長の山脈です。ブランカ山群はアンデス山脈の中でも、顕著なピークをいくつも有し、迫力ある山岳景観を誇ります。ペルー北西部に南北200kmにわたり、氷雪を抱いた山群が展開されています。ブランカ山群トレッキングの1番の魅力は簡単なアプローチで氷河を抱く山の目前に近づけることです。山岳道路が発達しており、標高5,000m程度まで車で上がれます。そのため、歩かずして圧倒的な登山景観を楽しむことができます。トレッキングは3泊4日のテント泊になります。ブランカ山群の核心部となるヤンガヌコ谷とサンタクルス谷、2つの谷を歩きながらチャクララフ、タウリラフ、キタラフ、アルパマヨなど圧倒的な尖峰群を間近に望みます。スタート地点が既に富士山よりも標高が高い場所となりますが、歩き出す前に数日間、十分な高所順応の時間を設けています。トレッキング中の最高点はウニオン峠(4,750m)です。ブランカ山群は私たち日本人が日常では決して目にすることができない景色を私たちに見せてくれます。絵葉書のような山岳景観が次々と展開していくトレッキングは決して忘れない一生の思い出となるでしょう。
3泊4日のサンタ・クルス・トレッキングについて
トレッキングの最高所は、標高4,750mのウニオン峠で、宿泊地の最高所はタウリパンパの4,100mとなります。ウニオン峠を越える日は標高差950mを登って標高差650mを下ります。日本の富士山よりも高い場所となり、高山病の影響を受けるため、ゆっくりしたペースで歩きますが、歩行時間は8時間を超えるハードなトレッキングとなります。日本で合戦尾根から燕山荘に登り、常念岳まで縦走する程度の体力のある方でないと楽しむことはできません。また、ご参加にあたっては、所定の健康診断を受けていただきます。トレッキング・ルート上に山小屋はないため、すべてテント泊となりますが、経験豊富な現地ガイド、グループに専属のコック、リャマや馬による荷物運搬のサポートなどを用意していますので、トレッキングの歩行中は、宿泊にかかわる荷物を背負う必要はありません。また、寝袋・マット・食器等も現地で準備いたしますのでお持ちいただく必要はありません。トレッキング前には3泊4日かけ、軽いハイキングや、3,000m前後での宿泊等、充分な高所順応を行います。ブランカ山群ではしっかりとした高山病対策がトレッキングをお楽しみいただくための最も重要なポイントです。
【企画・実施】(株)ウェック・トレック
一般社団法人日本旅行業協会正会員 観光庁長官登録旅行業1662号
〒157-0076 東京都世田谷区岡本3-24-1
ツアーのポイント
- 世界屈指の山岳景観を堪能できるブランカ山群を12日間というコンパクトな日程でご案内
- 高所順応には3泊4日の時間をかけ、4,000m以上での軽ハイキングにご案内します
- トレッキングには経験豊富な現地スタッフ、ポーターが同行します。日帰りザックで歩けます。
- 日本から現地に精通したツアーリーダー鈴木謙介(すずきけんすけ)が同行します
- 体力の負担が少ないメキシコ経由(アエロメヒコ航空)でペルーに入国
- 宿泊地や食事にもこだわった山と風ならではのスペシャル企画です
2024年出発日 | 日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
---|---|---|---|
6月14日(金) | 12日間 | 828,000円 | 催行中止 |
今後変更となる場合は、ご旅行代金ご請求の際にご案内いたします。
※成田発の場合は、成田空港旅客サービス施設使用料、旅客保安サービス料(3,010円/2023年12月29日現在)が別途必要になります。
※国際観光旅客税(1,000円/2023年12月29日現在)が別途必要です。
出発日と料金
- 集合/時間:成田空港7:00集合
- ツアーレベル:<体力:3.5 ><技術:レベル2>⇨詳しく見る
- 歩行時間:③約5時間 ⑤約5時間 ⑥約8時間 ⑦約6時間 ⑧約3時間 ⑨約8時間
- 食事:朝9回・昼9回・夕8回
- 利用航空会社往路:アエロメヒコ航空
- 利用航空会復路:アエロメヒコ航空
- ツアーリーダー:鈴木 謙介(すずき けんすけ)
同行範囲:【1日目】成田空港から【12日目】成田空港まで - 【高所健康診断について】当コースにお申し込みいただいた方は、申込書受付後、高所健康診断のご案内をお送りします。当診断は、登山者検診ネットワークに参画している医療機関または最寄りの病院で受診していただきます。専門医師による判定結果によりご参加をお断りする場合がございますので予めご了承ください。なお、高所健康診断の費用は別途必要となります。
◎利用予定ホテル:リマ(ホテル)=コスタ・デル・ソル・ウィンダムまたは同等クラス
ワラス(ホテル)=アンディーノ・クラブまたは同等クラス
※ホテルは基本、ツインルームとなります。シングル希望の方は別途お問い合わせください。
ツアー日程表
飛行機: 船: 専用車: 電車: 歩行:
朝、成田集合。
午前、成田発、 アエロメヒコ航空で日付変更線を越えて、メキシコシティへ。
乗り継いで、ペルーのリマへ。 夕刻、リマ着。着後、徒歩で空港併設のホテルへ。
(機)リマ泊(ホテル)
朝、リマ発、 専用車でリマの北約420kmにあるユネスコ世界遺産ワスカラン国立公園の拠点となるワラス(3,052m)へ。
(朝・昼・夕)ワラス泊(ホテル)
朝、 専用車でブランカ山群を一望にするヴィルカコチャで高所順応を兼ねてハイキング(徒歩約5時間)。
ハイキング後、標高の低いカルワス(2,650m)に下ります。
(朝・昼・夕)カルワス泊(ホテル)
朝、高所順応を兼ねて 専用車でウルタ谷へ。ウルタ峠の手前のトンネル(約4,720m)を抜けた後、徒歩で展望地へ。氷雪が美しいコントライェルバス、天を貫く鋭鋒ウルタ、チョピカルキなどのアンデスの美しい氷雪峰を望みます。
その後、 ヤンガヌコ谷のキャンプ地ユラック・コラル(3,840m)へ。
(朝・昼・夕)ユラック・コラル泊(テント)
未明にヤンガヌコ谷を出発。ヤンガヌコ峠付近の展望地よりワスカラン、ワンドイなど名だたるアンデスの氷雪の名峰と朝焼けをお楽しみいただきます。
その後、ヤンガヌコ峠(4,767m)を越えて、バケリア(3,600m)へ。ここからトレッキング開始。3泊4日のトレッキングへ出発です。チャクララフ東峰を眺め、ゆるやかにワリパンパ谷を進み、パリア谷の出合(3,800m)へ(徒歩約5時間)。
(朝・昼・夕)パリア谷出合泊(テント)
朝、名峰タウリラフの雄姿を望みながら谷をつめて、コースのハイライトであるウニオン峠(4,750m)へ。タウリラフ、北ラフなど氷雪峰と氷河の大パノラマが展開します。広いサンタ・クルス谷の絶景のキャンプ地・タウリパンパ(4,100m)へと下ります(徒歩約8時間)。
(朝・昼・夕)タウリパンパ伯(テント)
朝、タウリパンパを出発。名峰アルパマヨを望む展望地へ。その後、サンタ・クルス谷を緩やかに下り、ヤマコラルのキャンプ地(3,770m)へ(徒歩約6時間)。
(朝・昼・夕)ヤマコラル泊(テント)
朝、ヤマコラルを出発。さらにサンタ・クルス谷を下り、カシャパンパ(2,930m)へ(徒歩約5時間)。4日間にわたるトレッキングの終了です。 専用車でワラスへ戻ります(約3時間)。
(朝・昼・夕)ワラス泊(ホテル)
朝、 専用車でワスカラン国立公園内のプヤ・ライモンディ群生地(4,250m)へ。その後、 専用車で往路を戻ります(所要約8時間)。
(朝・昼・夕)リマ泊(ホテル)
午前、 豊富な土器のコレクションで有名なラルコ博物館へ、その後、リマの旧市街を経て、空港へ。
夕刻、リマ発、 アエロメヒコ航空で、メキシコシティへ。深夜、メキシコシティ着。
(朝・昼・機)機中泊
深夜、 メキシコシティ発、日付変更線を越えて、帰国の途へ。
(機)機中泊
早朝(06:05予定)、成田着。
(機)
- 上記日程・発着時刻や訪問地は、天候、交通機関の都合、現地事情、歩行ペース等などにより変更されることがあります。
- 上記歩行時間は一般コースタイムであり、休憩・食事時間は含みません。
- 登山に不要な荷物は、バスまたは宿に預けられます。