6月26日出発|7名様限定!アフリカ大陸ワイルドライフ観察の最難関にして最高峰 ウガンダ・ゴリラ・トラッキング8日間
6月末はアフリカ大陸のウガンダに野生のマウンテン・ゴリラを見に行くことにしました。長らくトレッキングやハイキングなど大自然を相手にする旅行に関わってきて、知り合った世界中の知人や仲間から最も印象的な野生動物との体験を聞くうちに、このマウンテン・ゴリラのトラッキング(動物を歩いて探す追跡トレッキング)を挙げる人がとても多かったからです。
それぞれ実体験は様々でしたが、一様にゴリラの威風堂々とした姿、森の中で誇りに満ちて泰然自若とした佇まいに何かを感じ取り、皆その感動をひととおり、私に一生懸命、説明を試みようとするのですが、結局、うまく説明できずに、「行ってみればわかるよ」と言われてしまうのでした。なんでもこのゴリラ・トラッキングは、厳しい雲霧林の山の斜面を何時間もトレッキングシューズで歩かねばならず、人数制限と厳しい許可制のルール、高額な許可費用、最初に興味を持ったときにはにはあまりに高いハードルでいつか行きたいと思いつつ、気づけば月日がたっておりました。年月が経つうちに、漠然とした思いから、ぜひ行きたい、行かねばと気持ちが徐々に変化してきました。
この地球に現存する野生のマウンテン・ゴリラはわずか1,000頭あまりしかいないそうです。その1,000頭がウガンダ、ルワンダ、コンゴの3カ国に残された雲霧林に暮らしています。今から40年ほど前には260頭を切る数まで減少しましたが、その後の保護活動でゆっくりと数が増えてきました。今回訪れるウガンダのブウィンディ原生国立公園には、そのマウンテン・ゴリラの半数が生息していると言われます。マウンテン・ゴリラの他にも貴重な動植物の多様性が評価されて、ここはユネスコの世界遺産にも登録されました。この旅では、そんなブウィンディ原生国立公園でゴリラ・トラッキングに出かけます。また、ゴリラ・トラッキングの前には前哨戦として同じく貴重な霊長類ゴールデンモンキーを探すトラッキングにご案内します。ゴリラ・トラッキングの後にはもともと同じ雲霧林に暮らしていた「ピグミー族」と呼ばれるバトワ族の案内で森の中での暮らしの知恵について説明を受けながら歩きます。旅の最後にはクィーン・エリザベス国立公園に立ち寄り、サファリを楽しみます。ウガンダがメインのこの旅ですが、地理上の便宜を考えて、ルワンダのキガリから入国し、陸路を国境を越えてウガンダに入ります。ウガンダはアフリカ諸国の中では肥沃な土地と豊富な水資源に恵まれた土地で、英国の首相だったウィストン・チャーチルが「アフリカの真珠」と呼んだ国です。赤道直下にあることから気温を心配される方がいるかもしれませんが、標高が1,000m~1,500mと高いため、平均気温が23度前後と、とても過ごしやすいです。今回の6-7月はもっとも雨の少ない季節です。ぜひ、アフリカのワイルドライフ観察の最難関にして最高峰、一生に一度の霊長類に出会う旅にご一緒しましょう。
ゴリラ・トラッキングは、朝、国立公園事務所からスタートします。1グループ最大8人の枠ごとに許可を取得したすべての参加者が集まり、グループメンバーの足並みや体力度などにより、どのゴリラのグループにどのグループが会いに行くかが割り当てられます。どのゴリラのグループに会いに行くか決まったら、各グループに分かれて、レンジャーからトラッキングの諸注意に関する説明を受けます。目標となるゴリラの家族構成や絶対に守られなければならない注意事項についての説明を受けます。ゴリラを刺激するような派手な服装は避けなければなりません。6月~7月にかけては1年で最も雨の少ない時期ですが、それでも月間で200mm程度の降水量で、およそ東京の9月程度の降水量となりますので雨具は必携です。ゴリラは人間と97%も共通の遺伝子を持つため、人間の病気をゴリラに移してしまう恐れがあるため、風邪をひいたりしているとトラッキングに参加させてもらえません。体調管理には十分に気をつけてください。 その後、各グループに分かれて車でトラッキングのスタート地点へ向かいますが、有料(US10ドル程度)で専属のポーターを雇うことも可能です。トラッキングで歩く際に、荷物を持ってくれたり、険しい山道でサポートが得られます。マウンテン・ゴリラの家族は毎日寝る場所と食事場所を変えて移動するため、当日、どこにいるかはわかりません。そのため、レンジャーガイドはグループに同行するスタッフと先行してゴリラの家族がどのあたりにいるかを確認するレンジャーにわかれます。どの位歩くかは当日になって歩き始めて、家族にたどりつくまで分かりません。運よく1時間位で出会えることもあれば、片道3時間ほども歩かなければならない場合もあります。ゴリラは必ずしも歩きやすい道にいるわけではありません。そのため、とげや茨のある険しい山の斜面を進んで行く事も多いのです。道中、先行するレンジャーからグループに同行するレンジャーへ何度も連絡が入り、その指示に従いながら最短距離でゴリラの群れを目指します。
ゴリラのいる場所へ到着すると、ここからはカメラと最小限の貴重品のみを持ってゴリラ観察に向かいます。そして、いよいよマウンテン・ゴリラの群れと対面です。ゴリラの群れに辿りついたら観察が許可されるのは1時間のみです。ルールでは7m以内に近づく事はできません。ゴリラは大きな身体を支えるために、1日の約3割を食事に費やします。ゴリラは草食で、様々な植物を食します。特にアザミやセロリ、竹の子が大好物です。とげのある植物などは器用にとげをとってから口にします。じゃれあう子供ゴリラや赤ちゃんゴリラ、少し大きくなったブラックバックにグループのボスとなる貫禄たっぷりのシルバーバックと、通常ゴリラは家族でまとまって行動しています。ゴリラの家族達の様子を、限られた1時間ではありますが、間近に観察できればまさに一生に一度の大きな感動を覚えるに違いありません。
1時間の観察時間が終了すると、レンジャーガイドとともに下山します。時間帯によっては途中でパックランチを食べることになります(ゴリラの見える場所では何も食べてはいけません)。最後に国立事務所へ戻り、ゴリラトレッキングの証明書が授与されこのゴリラ・トラッキングは終了となります。
【企画・実施】(株)ウェック・トレック
一般社団法人日本旅行業協会正会員 観光庁長官登録旅行業1662号
〒157-0076 東京都世田谷区岡本3-24-1
ツアーのポイント
- 世界遺産のブウィンディ原生国立公園でゴリラ・トラッキング
- ムガヒンガ国立公園でゴールデンモンキー・トラッキング
- クィーン・エリザベス国立公園でサファリ
- キソロの快適なホテルに3連泊
- 森で暮らしてきた「ピグミー族」とウォーキング
- ルワンダからウガンダへ国境越え
出発日と料金
2024年出発日 | 日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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6月26日(水) | 8日間 | 898,000円 | 満席(お問合せください) |
※成田発の場合は、成田空港旅客サービス施設使用料、旅客保安サービス料(3,010円/2023年12月2日現在)が別途必要になります。
※国際観光旅客税(1,000円/2023年12月2日現在)が別途必要です。
- 集合/時間:成田空港/18:15
- ツアーレベル:<体力:2.5 ><技術:レベル1>⇨詳しく見る
- 歩行時間:③約3時間 ④約2~6時間⑤約3時間
- 食事:朝5回・昼5回・夕5回
- 利用航空会社往路:エチオピア航空
- 利用航空会社復路:エチオピア航空
- ツアーリーダー:寺井信之
同行範囲:【1日目】成田から【8日目】成田まで - 一人部屋利用追加料金:100,000円
- 最少催行人数:6人(定員7人)
- 現在、ルワンダ、ウガンダの入国に際して、新型コロナウイルスに関する入国規制はありません。
- 現在、ルワンダの入国に際して目的を問わず査証が必要です。2018年1月からキガリ国際空港において、到着時にビザの発給が可能になりました。50USドル(1次査証:30日間滞在可)の支払いが必要です。
- 現在、ウガンダの入国に際して、入国目的、滞在期間にかかわらず査証が必要です。50USドル2016年7月1日より、ウガンダへの入国査証申請がオンライン化されました。渡航前にウガンダ入国管理局のホームページ(https://www.visas.immigration.go.ug/ )より査証を事前に取得する必要があります。
- ウガンダ入国に際して、黄熱病の予防接種が必要です。
◎利用予定ホテル:キソロ=イチュウビ・ホテル・キソロまたは同等クラス
クィーン・エリザベス国立公園=エンガジロッジまたは同等クラス
ムバララ=イゴンゴ・カントリーホテルまたは同等クラス
※ホテルは基本、ツインルームとなります。シグル希望の方は別途お問い合わせください。
ツアー日程表
飛行機: 船: 専用車: 電車: 歩行:
夕刻、成田空港集合。夜(21:15予定)、エチオピア航空ET673便で韓国の仁川経由でアジス・アベバへ。
(機)機中泊
早朝、アジス・アベバ着。 乗り継いで、エチオピア航空ET807便でルワンダのキガリへ。
午後、キガリ着。着後、 専用車で国境を越えてウガンダのキソロへ。
(機・ー・夕)キソロ泊(ホテル)
朝、 専用車でムガヒンガ国立公園へ。午前、 絶滅危惧種の霊長類の一つでゴールデン・モンキーの追跡トラッキングに出かけます。このゴールデン・モンキーはこのムガヒンガ国立公園とコンゴ国境近くにあるヴィルンガ国立公園だけに生息する霊長類で、ゴリラに比べて、寝る場所を毎日変更しないため、ゴリラの追跡トレッキングよりは難しくないため、翌日のゴリラ追跡トレッキングのよい足慣らしとなるはずです(徒歩約3時間)。
午後、ミュータンダ湖付近のコーヒー農園訪問します。
。
(朝・昼・夕)キソロ泊(ホテル)
朝、ブウィンディ原生国立公園でゴリラ追跡トレッキングに出かけます。現地レンジャーガイドとともに、野生のマウンテンゴリラの家族を探して歩きます。野生のマウンテンゴリラは、毎日寝る場所を変更するため、先発ガイドが場所を特定し、最適なコースで皆様が追跡&観察できるコースをご案内します。どの位歩くか、どのルートを歩くかは当日まで分かりません。歩き始めて30分位で出会う場合もあれば、片道2~3時間歩くこともあります。
道なき山中を、草をかき分けて登ってゆくこともありますので、ストックやくるぶしまでカバーするハイカットのトレッキングシューズなどをご準備ください。(徒歩約2~6時間)。
(朝・昼・夕)キソロ泊(ホテル)
朝、ガイドの案内で、「ピグミー族」と呼ばれる先住民であるバトワ族とともに森をハイキング。失われつつある森の中で暮らす技術や膨大な知恵について解説しながら歩きます。(徒歩約3時間)。
午後、専用車で、クィーン・エリザべス国立公園へ。
(朝・昼・夕)クィーン・エリザベス国立公園泊(ホテル)
朝、サファリカーに分乗し、クィーン・エリザベス国立公園でサファリを楽しみます。その後、ボートに乗って、カジンガ水路をカバやゾウなどを求めて、ボートに乗ってサファリを楽しみます。その後、ムバララ郊外のホテルへ。途中、アンコーレ族の飼育するとっても大きな角を持つアンコーレ牛の農場に立ち寄ります。
(朝・昼・夕)ムバララ近郊泊(ホテル)
朝、専用車で出発、途中、赤道直下のモニュメントに立ち寄り、ビクトリア湖近くにあるエンテベ空港へ。
夕刻、エチオピア航空で、アジス・アベベへ。
夜、アジス・アベベ着。乗り継いで仁川へ。
(朝・昼・機)機中泊
夕刻、仁川着。さらに成田へ。
夜、成田着(20:05予定)。
(機)
- 上記日程・発着時刻や訪問地は、天候、交通機関の都合、現地事情、歩行ペース等などにより変更されることがあります。
- 上記歩行時間は一般コースタイムであり、休憩・食事時間は含みません。
- 登山に不要な荷物は、バスまたは宿に預けられます。