おかげさまで創業3周年

6月18日出発|7名様限定!現地旅行社社長サミュエル氏同行!
アフリカ大陸ワイルドライフ観察の最難関にして最高峰
ウガンダ・ゴリラ・トラッキング8日間

マウンテンゴリラはウガンダ・ルワンダ・コンゴの高原にのみ生息する絶滅危惧種の霊長類。乱獲や自然破壊により、一時は300頭前後にまで減少し、絶滅の危機に直面していたが、近年の懸命な保護活動により現在は1,000頭を超えるほどまでに回復している。このツアーの最大の目的は、野生のマウンテンゴリラをトラッキング(追跡)し、マウンテンゴリラと時間・場所を共有することだ。ゴリラへの影響も考え、時間は1時間と限られているが、この1時間は「人生で最も至高な1時間」と位置付けても過言ではない。マウンテンゴリラは、シルバーバックと呼ばれる背中が銀の毛に覆われたボスゴリラを中心に、10~15頭前後の群れを形成し、標高2,000m~3,000m前後のジャングルに生息している。マウンテンゴリラ・トラッキングとは、ジャングルの中を歩き、野生のゴリラに会いに行くことだ。野生のゴリラの群れに会うことはとても難しい。なぜならマウンテンゴリラは定住しない。毎日寝床を変え、移動しながら生活をしている。また、例え見つけることができても、警戒心がとても強く、いきなり人が近づくことは不可能に近い。マウンテンゴリラ・トラッキングを実現するためには「Habituation(ハビチュエーション)」が鍵となる。日本語で表現するのは難しいが訳すとすると、「人慣れ」。「人慣れ」を実現するためには2年ほどの年月がかかる。「人慣れ」は「餌付け」とは異なる。ゴリラの群れを見つけ出し、年月をかけゴリラに近づく。始めは距離を置き、少しづつ距離をつめていく。ゴリラと同じ動きをしてみたり、同じような声を出してみたり、四つ足で歩いてみたり。レンジャーは、危険を冒しながらゴリラにストレスを与えないように少しづつ「人慣れ」させていく。やがて人が近づいても平気な環境ができあがると「人慣れ」が完了し、マウンテンゴリラ・トラッキングが実施できるようになる。マウンテンゴリラ・トラッキングはゴリラへの影響を考慮し、各グループ8名限定となる。昨年私たちが訪れたブウィンディ国立公園の南東部では10のゴリラファミリーのトラッキングが可能だった。つまり1日に8×10の合計80名のみがゴリラ・トラッキングというゴールドパスを手にすることがでる。早朝にトラッカーと呼ばれるレンジャーたちが、前日の足取りをもとにゴリラをトラッキングし、場所を特定すると連絡が入る。その合図とともに私たちはレンジャーガイドとともにジャングルへと入る。当然のことながら整備された登山道などはない。先乗りしたトラッカーがなんとなく付けたであろう獣道のようなトレイルを最短距離でゴリラの群れへと向かう。時には草に掴まったり藪漕ぎをしながら歩く場合もある。先乗りトラッカーと合流し、不要な荷物をまとめて、ゴリラへの影響を考慮しマスクを装着、レンジャ-が「準備は良いか、ではついて来い」と指示を受け、数メートル進むと前述の「至高の1時間」がスタートする。突然ゴリラの親子が数メートル先にいた。その場面は衝撃的で思わず「うわっ!」と声が漏れる。動物園ともサファリとも違う、野生のゴリラが間近にいて、柵もなく、こちらは車に乗っていることもなく、手の届く距離で同じ環境に身を置いているのだ。この初対面の感覚は生涯忘れない。言葉で表現するのは難しい。人の世界からゴリラの世界へと足を踏み入れた感覚。ゴリラはこちらを気にも留めない様子で草を食べたり、体を掻いたりしている。しばらくするとシルバーバックが木からするするとおりてきて、親子のゴリラと合流し、私たちの前を横切った。私はのけぞるように道を譲り、へなっと腰を地面につけた。距離は1m程度。襲われるそうな感覚はない。むしろ私たちも含めてシルバーバックがファミリーとして扱ってくれているような雰囲気を感じた。後半は慣れてきて、ゴリラを懸命に追いかけてシャッターをきる余裕がでてきた。かけがえのない時間をゴリラと過ごした私たちは再びジャングルを歩き、帰路につく。レンジャー曰く、「ゴリラとの遭遇率はほぼ100%」とのこと。彼らの知識や保護精神、トラッキングのシステムは、ワイルドアニマルの世界最高峰と言える。レンジャーたちは地元に暮らす人々で、もともとはゴリラを生活のために乱獲し、マウンテンゴリラの腕などを高額で先進国の買い手に販売していた民族もいる。霊長類学者ダイアン・フォッシーなど、保護活動者たちは、絶滅の危機に直面していたマウンテンゴリラを守るためにウガンダやルワンダの政府を巻き込み活動を行い、国立公園にすることをを実現した。住む場所を失った地元の人たちには新しい住居を提供し、彼らは生まれ育った場所でレンジャーやガイドとしての職につくよう訓練を受ける。もちろん、私たちが見聞きするだけでは分からない裏事情もたくさんあるとは思うが、少なくとも私たちが訪れることで、その「価値」を体験でき、ウガンダの人々にも「還元」できる。

マウンテンゴリラの紹介だけで長文になってしまった。ゴリラ・トラッキングの前には前哨戦として同じく貴重な霊長類ゴールデンモンキーを探すトラッキングを体験いただく。また、クィーン・エリザベス国立公園では船に乗って、ゾウやカバなどを間近に観察できるサファリに出かける。旅のフィナーレにはマバンバ湿地でボートに乗って「動かない鳥」として知られるハシビロコウを探しに行く。

ウガンダはアフリカ諸国の中では肥沃な土地と豊富な水資源に恵まれた土地で、英国の首相だったウィストン・チャーチルが「アフリカの真珠」と称した国。赤道直下にあることから気温を心配される方がいるかもしれないが、標高が1,000m~1,500mと高いため、平均気温が23度前後と、とても過ごしやすい。緑が豊かで車窓からの景色は「嬬恋村」の高原キャベツ畑のような印象だった。

定員の少なさや高額な許可費用などの影響で、旅行代金は高額となってしまうが、一生に一度の霊長類に出会う「人生で最も至高な1時間」をぜひ体験していただきたい。

【企画・実施】(株)ウェック・トレック
一般社団法人日本旅行業協会正会員 観光庁長官登録旅行業1662号
〒157-0076 東京都世田谷区岡本3-24-1

ツアーのポイント

  1. 世界遺産のブウィンディ原生国立公園でゴリラ・トラッキング
  2. ムガヒンガ国立公園でゴールデンモンキー・トラッキング
  3. クィーン・エリザベス国立公園でサファリ
  4. キソロの快適なホテルに3連泊
  5. マバンバ湿地でボートに乗って「動かない鳥」として知られるハシビロコウを探す
  6. ルワンダからウガンダへ国境越え
  7. 現地旅行会社社長サミュエル氏が同行
頼もしいレンジャー達と
貫禄たっぷりのシルバーバック
悠然と歩くシルバーバックの雄
ゴリラ・トラッキング
マウンテンゴリラ
ゴリラの愛らしい赤ちゃん
ゴリラの生態を知り尽くしたレンジャーガイドとトラッキング
ゴールデン・モンキー
マウンテンゴリラの親子
カジンガ水路のカバと水牛
トラッキング前のレクチャー
クィーン・エリザベス国立公園
ゴリラの赤ちゃん
ブウィンディの茶畑
シルバーバック
日本語ができるサムエル
シルバーバック
トラッキング証明書を授与された
サミエルと参加者
ホテルからクイーンエリザベス国立公園を望む
ボートサファリにて
少人数ならではのまとまりも魅力
ホテルのバルコニーから
家族的な雰囲気でツアーを楽しむ
佇むゴールデンモンキー
背中の筋肉が凄いシルバーバック
ゴリラが目前に迫る
シルバーバックが私たちの前を歩く
マウンテンゴリラと目が合った
国鳥カンムリワシ
サファリカーの前で
ライオンもいた
ボートサファリ
カバがたわむれている
陸路でルワンダからウガンダへ
頼もしいレンジャーと
サミエルと一緒に
緑豊かなウガンダ
ジャングルの中を分け入る

担当ガイド紹介:サミュエル・ムギシャ Samuel Mugisha
現地旅行会社BIC TOURS 社の社長サミュエル氏が同行。サミュエル氏は日本で留学、就労経験があり、日本語がとても堪能です。写真の通りとてもチャーミングな性格で誰からも好かれるような好人物です。そんなサミュエル氏が同行するかしないかでツアーの完成度はまったく異なります。旅はどこに行くかも重要ですが、誰と行くかもまた重要です。昨年はサミュエル氏と初めての付き合いだったため、サービスで同行してもらいましたが、今年からはサミュエル氏の同行費用が加算されるため、旅行代金が上がりました。それでもサミュエル氏と楽しい会話をしながら旅をするツアーはその差額以上の満足度だと思います。

笑顔が素敵なサミュエル

出発日と料金

2025年出発日~帰国日日数旅行代金催行状況
6月18日(水)~6月25日(水)8日間948,000円大募集中
※燃油サーチャージは約32,300円(2025年2月12日現在)。今後変更となる場合は、ご旅行代金ご請求の際にご案内いたします。
※成田発の場合は、成田空港旅客サービス施設使用料、旅客保安サービス料(3,160円/2025年2月12日現在)が別途必要になります。
※国際観光旅客税(1,000円/2025年2月12日現在)が別途必要です。
ツアー詳細
  • 集合/時間:成田空港/18:15
  • ツアーレベル:<体力:2.5 ><技術:レベル1>⇨詳しく見る
  • 歩行時間:③約3時間 ④約2~6時間⑤約3時間
  • 食事:朝5回・昼5回・夕5回
  • 利用航空会社往路:エチオピア航空
  • 利用航空会社復路:エチオピア航空
  • ツアーリーダー:松岡玄也
    同行範囲:【1日目】成田から【8日目】成田まで
  • 一人部屋利用追加料金:110,000円
  • 最少催行人数:6人(定員7人)
  • 現在、ルワンダ、ウガンダの入国に際して、新型コロナウイルスに関する入国規制はありません。
  • 現在、ルワンダおよびウガンダの入国に際して目的を問わず査証が必要です。このコースでは今回訪れるウガンダ、ルワンダ、およびケニアの3カ国に対して有効なEast Africa Tourist Visaを取得します。VISAの実費は総額(100USD/約15,500円)となります。
  • ウガンダ入国に際して、黄熱病の予防接種が必要です。詳細はお申し込み後に書類にてご案内します
宿泊先

◎利用予定ホテル:キソロ=イチュウビ・ホテル・キソロまたは同等クラス
クィーン・エリザベス国立公園=ムウェヤ・サファリ・ロッジまたは同等クラス
エンテベ=インペリアルヘイツまたは同等クラス

※ホテルは基本、ツインルームとなります。シグル希望の方は別途お問い合わせください。

ツアー日程表

飛行機: 船: 専用車: 電車: 歩行:

1日目:6/18(水)成田空港18:15集合 成田発

夕刻、成田空港集合。夜(21:15予定)、エチオピア航空ET673便で韓国の仁川経由でアジス・アベバへ。

(機)機中泊

2日目:6/19(木)仁川ーアジス・アベバーキガリーキソロ

早朝、アジス・アベバ着。 乗り継いで、エチオピア航空ET807便でルワンダのキガリへ。

午後、キガリ着。着後、 専用車で国境を越えてウガンダのキソロへ。

                     (機・ー・夕)キソロ泊(ホテル)

3日目:6/20(金)キソロ滞在(ゴールデンモンキー追跡トラッキング&コーヒー農園訪問)

朝、 専用車でムガヒンガ国立公園へ。午前、 絶滅危惧種の霊長類の一つでゴールデン・モンキーの追跡トラッキングに出かけます。このゴールデン・モンキーはこのムガヒンガ国立公園とコンゴ国境近くにあるヴィルンガ国立公園だけに生息する霊長類で、ゴリラに比べて、寝る場所を毎日変更しないため、ゴリラの追跡トレッキングよりは難しくないため、翌日のゴリラ追跡トレッキングのよい足慣らしとなるはずです(徒歩約3時間)。
午後、ミュータンダ湖付近のコーヒー農園訪問します。

。 

(朝・昼・夕)キソロ泊(ホテル)

4日目:6/21(土)キソロ滞在(ゴリラ追跡トラッキング)

朝、ブウィンディ原生国立公園でゴリラ追跡トレッキングに出かけます。現地レンジャーガイドとともに、野生のマウンテンゴリラの家族を探して歩きます。野生のマウンテンゴリラは、毎日寝る場所を変更するため、先発ガイドが場所を特定し、最適なコースで皆様が追跡&観察できるコースをご案内します。どの位歩くか、どのルートを歩くかは当日まで分かりません。歩き始めて30分位で出会う場合もあれば、片道2~3時間歩くこともあります。
道なき山中を、草をかき分けて登ってゆくこともありますので、ストックやくるぶしまでカバーするハイカットのトレッキングシューズなどをご準備ください。
(徒歩約2~6時間)。

        (朝・昼・夕)キソロ泊(ホテル)

5日目:6/22(日)キソロークィーン・エリザベス国立公園

朝、専用車で、クィーン・エリザべス国立公園へ。夕刻、サファリカーに分乗し、クィーン・エリザベス国立公園でサファリを楽しみます。

(朝・昼・夕)クィーン・エリザベス国立公園泊(ホテル)

6日目:6/23(月)クィーン・エリザベス国立公園ーエンテベ

朝、ボートに乗って、カジンガ水路をカバやゾウなどを求めて、ボートに乗ってサファリを楽しみます。その後、エンテベへ。

(朝・昼・夕)エンテベ泊(ホテル)

7日目:6/24(火)マバンバ湿地-エンテベーアジス・アベバー

朝、専用車で出発、マバンバ湿地でボートに乗船し、ハシビロコウを観察します。ビクトリア湖近くにあるエンテベ空港へ。
夕刻(18:45予定)、エチオピア航空で、アジス・アベベへ。
夜(20:50予定)、アジス・アベベ着。乗り継いで仁川へ。

(朝・昼・機)機中泊

8日目:6/25(水)仁川-成田着

夕刻(16:00予定)、仁川着。さらに成田へ。
夜、成田着(20:05予定)。

(機)

注釈
  • 上記日程・発着時刻や訪問地は、天候、交通機関の都合、現地事情、歩行ペース等などにより変更されることがあります。
  • 上記歩行時間は一般コースタイムであり、休憩・食事時間は含みません。
  • 登山に不要な荷物は、バスまたは宿に預けられます。
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