おかげさまで創業1周年

4月21日出発|山口スペシャルagain~始まりの地へ「2025年に行くべき山と島」山と風ver.5日間 

山口スペシャル。とても思い出深い。かつて山と風の創業ツアーとして実施した。山口は今年、ニューヨークタイムズの「2024年に行くべき52か所」に選抜された。さすがニューヨークタイムズだと思った。私も山口は観光、山ともに潜在能力の高いエリアだと認識している。今回のツアーを発表するきっかけとなったのはそのニュースと山口在住のお客さんのフェイスブックに「十種ヶ峰(とくさがみね)のヤマシャクヤク」が掲載されていたのを見つけたことだ。十種ヶ峰のヤマシャクヤクは凄いという話は以前から度々耳にしていたが具体的な場所などはよく調べず、いつかツアーにしてみたいと頭の片隅にあった。ニューヨークタイムズにあやかって「山口で行くべき〜」として5つを選抜した。1つ目はヤマシャクの時期に十種ヶ峰に登ること。日本屈指の大群落の規模を誇ると言われている。前述の山口在住のお客さんに何度も相談してベストに違いないという時期に設定した(もちろん自然のことなので約束はできない)。2つ目は大津島。かつて回天の訓練基地があった島で日本人としては一度は訪れたい場所だ。しま山100の砲台山(眺望はない)に登る。前回の山口スペシャルに組み込む予定だったが登山道に問題があり断腸の思いで断念した。今回は相棒の川高に鉈を片手に、現地ガイドとともに登山道の大掃除に出かけてもらった。3つ目は防府にある右田ヶ岳。顕著な岩山で以前、萩往還トレイルを歩いた時にいつかは登りたいと心に決めていた。4つ目は津和野城址。津和野は私のお気に入りの場所の1つ。津和野城址はその津和野を見下ろし、おだやかな「日本の原風景」的な景観が魅力。5つ目は山口県最高峰の寂地山。各県最高峰は100名山に選抜されている山が多いが寂地山はそうではないのでまだ登ってない方が多い気がする。派手な山ではないが、この時期はカタクリが山を彩る。ガイドは岩永正朗(いわながまさお)氏(但し、大津島を除く)。福岡在住、私と同齡、信頼する九州男。山口スペシャルとタイトルを付けたことで思い入れが強くなり、文章が長くなってしまった。同時に日程も5日間と少し長め。最近行程が詰まってしまう傾向があると感じていたのでゆとりある行程にしようとしたら5日間となった。山口スペシャルなのだから良しとしよう。

ツアーのポイント

  1. 全国屈指のヤマシャクヤク大群生地!十種ヶ峰に登る
  2. しま山100のひとつ、回天の訓練基地があった大津島の砲台山(大津山)へ
  3. 山口県で随一の人気の山、観音信仰の岩山・右田ヶ岳に登る
  4. 津和野の赤瓦の街並みを一望する津和野城址に登る
  5. カタクリ咲く山口県最高峰・寂地山(1,337m)登頂
  6. ニューヨークタイムズで「2024年に行くべき52ケ所」に選抜された山口市に宿泊(湯田温泉)
  7. 山陰の小京都・津和野に宿泊し、ゆったり散策
  8. 知る人ぞ知る日本の原風景を走る山口線に乗車
  9. 大内文化の最高傑作、国宝瑠璃光寺の五重塔を見学
ヤマシャクヤクの大群生が見事な十種ヶ峰(2日目)
山陰の小京都、津和野の町を見下ろす津和野城址へ(3日目)
防府で一番人気の山、右田ヶ岳登山(1日目)
山口健
赤瓦の津和野の街を見下ろす津和野城址(3日目)
赤瓦の津和野の街なみ
津和野の街並み(3日目)
右田ヶ岳の山頂付近の大眺望(1日目)
右田ヶ岳の岩峰(1日目)
ヤマシャクヤクの可憐な花(2日目)
竹林の中を大津山(砲台山)へ(5日目)
大津島の鬣山山頂から徳山方面を望む(5日目)
右田ヶ岳より望む防府の街並み(1日目)
日本の原風景が残る津和野周辺(3日目)
津和野城址より津和野の街並み(3日目)
大内文化の最高傑作、瑠璃光寺の五重塔(2日目)
長門富士と呼ばれる秀麗な山容の十種ヶ峰(2日目)

出発日と料金

2025年出発日~帰着日日数旅行代金催行状況
4月21日(月)~4月25日(金)5日間238,000円満席(お問合せください)
ツアー詳細
  • 集合/時間:羽田空港第1ターミナル 午前07:00
  • ツアーレベル:<体力: ><技術:レベル1>⇨詳しく見る
  • 歩行時間:①約4時間 ②約5時間 ③約1.5時間 ④約9時間 ⑤約4時間
  • 食事:朝4回・昼4回・夕4回
  • 利用航空会社往路:日本航空
  • ツアーリーダー:寺井 信之(てらい のぶゆき)
    同行範囲:【1日目】山口宇部空港から【5日目】徳山駅まで
  • その他:
宿泊先

※1泊目と4泊目のホテルのみシングル利用、その他は男女別相部屋となります。シングルやご夫婦部屋希望の方は別途お問い合わせください。

ツアー日程表

飛行機: 船: 専用車: 電車: 歩行:

1日目:4/21(月)羽田空港午前7:00時集合 羽田空港-山口宇部空港-右田ヶ岳登山-湯田温泉

07:00、羽田空港集合。
朝(08:00予定)、日本航空JAL291便で山口宇部へ。

午前(09:45予定)、山口宇部空港到着。
着後、 専用車で、新山口駅を経由し、右田ヶ岳(みぎたがたけ/426m)の登山口(17m)へ。右田ヶ岳は防府市街の北に聳える山で、低山ながらも堂々とした山容で山口県で最も愛される山の一つです。
登山口(17m)からスタート。石段を上がり摩崖仏に見守られながら巨岩の間を縫って進み、石船山(194m)へ。尾根道に付けられた登山道を登り、右田ヶ岳(426m)の山頂へ。眺望に恵まれれば周防灘を隔てた国東半島の山々や遠く九重連山なども見渡すことができます。往路を戻ります(徒歩約4時間)。
下山後、 専用車で、湯田温泉へ(所要約1時間)。

(ー・ー・夕)ルートイン山口湯田温泉泊(ホテル)

2日目:4/22(火)湯田温泉-JR山口線-徳佐駅 十種ヶ峰登山-津和野

朝、 大内文化の最高傑作と言われる国宝瑠璃光寺の五重塔を見学し、山口駅より単線非電化鉄道JR山口線に乗車し、徳佐駅へ。 ここより専用車で十種ヶ峰(とくさがみね/989m)の神角八幡宮の登山口(386m)へ。十種ヶ峰はその秀麗な山容から長門富士とも呼ばれる山で4月中下旬にはヤマシャクヤクが群生になって咲く山として知られています。 ヤマシャクヤクの群生地に至るコースから登り、神角コースを下ります(徒歩約5時間)。下山後、送迎車で「山陰の小京都」津和野の宿へと向かいます(所要約30分)。       ゆとりろ津和野泊(旅館)

(朝・昼・夕)ゆとりろ津和野泊(旅館)

3日目:4/23(水)津和野城址ハイキング 津和野散策-潮原温泉

朝、町の西側にある津和野城址へハイキング。太皷谷稲成神社(260m)より栗やクヌギの森に付けられたトレイルを登り津和野城址へ。津和野城址は、標高362mの霊亀山上に築かれた中世の山城跡で、津和野の町を展望するのに最適の場所です。なだらかな青野山の山すそに広がる家並みと、その中をゆるやかに流れる津和野川を一望できます(徒歩約1時間)。眺望を楽しんだチェアリフトで下ります。その後、町に戻り、自由散策。
午後、専用車で山口県最高峰の寂地山山麓の潮原温泉へ(所要約1.5時間)。

(朝・昼・夕)潮原温泉松かわ泊(旅館)

4日目:4/24(木)潮原温泉-山口県最高峰・寂地山登山-徳山

早朝、専用車で寂地山の登山口となる松の木峠(793m)へ(所要約10分)。ここから登山開始。尾根上に付けられた登山道をゆるやかに登り土滝山(1,280m)を経てブナの木に囲まれた寂地山(じゃくちさん/1,337m)の山頂へ。4月中下旬はカタクリの花に出会えるはずです。往路を戻ります(徒歩約9時間)。
下山後、専用車で、徳山へ(所要約2時間)。

(朝・昼・夕)グリーンリッチホテル徳山駅前泊(ホテル)

5日目:4/25(金)徳山-大津島・しま山100大津山登山-回天記念館-徳山15:00解散予定

朝、ホテルより徒歩で徳山港へ。 徳山港よりフェリーで沖に浮かぶ大津島の馬島港へ(所要約44分)。港より徒歩で大津山(174m)に登ります。大津山は別名、砲台山で、山中には戦前の砲台跡や指揮所跡などの戦争遺産が残ります。海岸線沿いの車道をたどり、砲台跡の残る大津山(174m)の山頂へ。その後、往路を戻り、回天記念館の裏に聳える鬣山(たてがみやま/123m)に登ります(徒歩約4時間)。大津島は、太平洋戦争末期に日本海軍が開発した特攻兵器
回天の訓練が行われた場所でもありました。島にある回天記念館を見学します。見学後、 小型船で徳山に戻ります(所要約26分)。着後、徳山駅解散(15:00予定)。

(朝・昼・ー)

注釈
  • 上記日程・発着時刻や訪問地は、天候、交通機関の都合、現地事情、歩行ペース等などにより変更されることがあります。
  • 上記歩行時間は一般コースタイムであり、休憩・食事時間は含みません。
  • 登山に不要な荷物は、バスまたは宿に預けられます。
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