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11月8日出発|
ダウラギリⅠ峰展望トレッキングと
ネパール・ヒマラヤ・オデッセイ 11日間

ムクチナートから望むダウラギリⅠ峰(左/8,167m)とトゥクチェピーク(中央/6,920m)

パートナーである川高のネパール・ヒマラヤへの情熱と知識は右に出るものなし。川高は上智大学山岳部在学中にダウラギリⅠ峰(8,167m)遠征に参加し、それがきっかけで山岳旅行の世界に入る。以来30年近くネパールの企画造成にかかわってきた。今回、お客様からネパールの旅の依頼をいただき、川高はとても興奮していた。もう何年も一緒に机を並べて仕事をしているので、考えていることは手に取るように分かる。明らかに鼻息荒くこのコースを作り上げていた。以下、川高の熱い情熱が辞書のように長文で記載してある。その思いが皆さんに届きますように。

最初に大事なことを伝えたい。「ネパールでもし一つだけトレッキングコースをおすすめするなら」と考えて設定したのが、この旅。

出発は乾季ベストシーズンの11月第2週。一年でもっとも天候が安定する季節だ。アンナプルナ山麓では、ちょうど棚田の稲刈りが終わり、村々は農閑期へ。さらに現地では、光の祭典「ティハール」の時期にあたる。せっかくネパールまで出かけるなら、”本当に良い季節”に歩いてほしい。

ネパールには、世界に14座しかない8,000m峰のうち8座がある。まさにヒマラヤの国だ。遠征隊のキャラバンから始まった商業トレッキングの歴史も長く、コースは無数に存在する。その中でも、日本人にもっともおすすめしたいのが、アンナプルナ山群のトレッキングだと思う。米を食べ、山を歩く文化を持つ日本人には、この風景にノスタルジーを感じ、深く心に響く。

旅はポカラから始まる。アンナプルナ南山麓、棚田に囲まれた美しい村・ガンドルンから歩き始め、3日間かけて絶景のプーンヒルへ向かう。このルートの魅力は、単に「有名な展望地に行く」ことではない。村と村を結ぶ古道、水源を守る森、生活の息づく棚田の風景――まるで奥多摩や丹沢のような穏やかなトレイルを歩きながら、視界の先には6,000m〜8,000m級の巨大な氷雪峰がそびえる。その対比が素晴らしい。

プーンヒル自体は世界的に有名だが、多くの外国人トレッカーは、展望のないウレリ経由の石段ルートを利用する。確かにアクセスは便利だが、ゴラパニまでヒマラヤの展望はほとんどなく、正直、山好きの方にはあまりおすすめしたくない。やはり、ガンドルンからじっくり歩いてこそのプーンヒルだと思う。

そして迎える早朝――。世界第7位の高峰ダウラギリⅠ峰、世界第10位のアンナプルナⅠ峰、形を大きく変えた名峰マチャプチャレなどが朝日に浮かび上がる。何度訪れても、その巨大さには圧倒される。特にダウラギリⅠ峰は、まるで将棋の駒のような独特の山容で、見る者を圧倒する存在感がある。

プーンヒルを堪能した後は、北側へ向かって山を眺めながらチトレ方面へ下る。近年、山村部にも道路が延び、ゴラパニ直下まで車で入れるようになってしまったが、ところどころに昔ながらのトレイルが残っており、今回はそうした道を選びながらゆっくり歩く。ウレリからは車を利用し、ジョムソン街道沿いの高台・ナウリコットへ。ここでは、私自身がぜひ泊まってほしいと思っている上級ロッジに2連泊する。

ロッジのオーナー、トラチャンさんは、そばの産地として有名なトゥクチェ村出身。日本人の奥様・ひろこさんと結婚され、日本語も非常に堪能な親日家だ。カトマンズでは有名な日本式蕎麦店も経営している。日本人が求める“ちょうど良い快適さ”を本当によく理解しており、その控えめで細やかな心遣いには、旅慣れた方ほど感心されると思う。しかもロッジからは、ニルギリ三山と東ダウラギリ氷河、そして迫力あるダウラギリⅠ峰を一望できる。あまりにも居心地が良いため、今回はあえて2泊。滞在中は、訪れる人も少ない秘境・ティティ湖まで足を延ばす。ここはメインルートから外れているためトレッカーも少なく、空が驚くほど広い。そして、また別の表情を見せるダウラギリⅠ峰が現れる。

ナウリコット滞在後は、旅の最終目的地・聖地ムクチナートへ向かう。途中には、僧侶・川口慧海がチベット潜入前に滞在したマルファ村にも立ち寄る。ヒマラヤ南麓の緑豊かな世界から、徐々に乾燥したチベット的景観へ変化していく様子は圧巻で、「ヒマラヤを縦断している」という実感を強く与えてくれる。

そしてムクチナートから眺めるダウラギリⅠ峰――。私自身、この角度から見る姿がもっとも好きだ。均整の取れた美しい三角錐は、まさに孤高の名峰という言葉がふさわしい。1953年、人類で初めて8,000m峰登頂を成し遂げたフランス隊は、この地でダウラギリⅠ峰攻略を断念し、アンナプルナⅠ峰へ目標を変更した。隊長のモーリス・エルゾーグ、そして私が敬愛するクライマー、ガストン・レビュファら“黄金時代”の名クライマーたちでさえ退けた山――それがダウラギリⅠ峰なのだ。山岳古典の名著、『処女峰アンナプルナ』には、このあたりの経緯が詳しく描かれている。ぜひ旅の前に一読していただきたい一冊である。

ヒマラヤ南麓の豊かな棚田地帯からスタートし、トレッキングと車を組み合わせながら、最後は北側の乾燥した大地へ――。景観、文化、民族、空気感まで劇的に変化していくこのルートは、まさに「ネパール・ヒマラヤ・トレッキングの決定版」だと思っている。ネパールが初めての方にも、何度も訪れている方にも、きっと新しい発見と感動があるはずだ。ぜひ、この旅でネパール・ヒマラヤの多様な景観と、人々の暮らし、そしてヒマラヤそのものの圧倒的な存在感を体験していただきたい。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

【企画・実施】(株)ウェック・トレック
一般社団法人日本旅行業協会正会員 観光庁長官登録旅行業1662号
〒157-0076 東京都世田谷区岡本3-24-1

ムクチナートから望む均整のとれたダウラギリⅠ峰(8,167m)
絶景の展望地プーンヒルより望むダウラギリⅠ峰(8,167m)の南壁

担当ツアーリーダー紹介:志村真由美(しむら まゆみ)

ネパールは私の1番好きな国です。渡航歴は20回以上、半年間住んでたこともあります。あの時は現地でビザを4回も更新しました(笑)。ヒマラヤの処女峰(そんなに難しくない)にも登りました。2003年にはイエティ捜索隊に参加しちゃいました。イエティは本当にいます!!そんなヒマラヤ女と行くネパールはきっと楽しいと思いますよ。11月はネパール・トレッキングのベストシーズンです。ぜひ一緒に山を歩いて、ダルバート(カレーみたいな感じ。大好き)食べましょう!

▶ツアーのポイント

  • 乾季のベストシーズン
  • ネパール・ヒマラヤ屈指の展望地プーンヒル
  • ノスタルジーを感じるプーンヒルまでの3日間のトレッキング
  • 絶景地に建つ快適なロッジ「ロッジ・タサン・ビレッジ」に2連泊
  • ポカラから聖地ムクチナートへヒマラヤを大縦断
  • ネパール屈指の名峰ダウラギリⅠ峰の魅力に迫る
  • カトマンズでは5ツ星ホテルに宿泊
  • ネパール往復は信頼の翼キャセイ・パシフィック航空利用

出発日と料金

2026年出発日~帰着日日数旅行代金催行状況
11月8日(日)~11月18日(水)11日間742,000円大募集中
※大韓航空の燃油サーチャージは59,000円(2026年5月29日現在)が別途必要です。今後変更となる場合はご旅行代金請求の際にご案内いたします。
※成田発の場合は、成田空港旅客サービス施設使用料、旅客保安サービス料(3,160円/2026年5月29日現在)が別途必要になります。
※日本の国際観光旅客税(1,000円/2025年5月29日現在)が別途必要です。
※ネパールに入国するためには査証(ビザ)が必要です。観光査証は、各国所在のネパール大使館・総領事館のほか、トリブバン国際空港(カトマンズ)で取得できます。空港の入国管理事務所での査証取得手続きには、有効な旅券(申請時に有効期限6か月以上必要)および記入済みの申請書と申請料が必要です。2026年5月29日現在、申請料は滞在期間15日で30USドル(約4,800円)です。
ツアー詳細
  • 集合/時間:成田空港/07:00
  • ツアーレベル:<体力:2 ><技術:レベル1>⇨詳しく見る
  • 歩行時間: ②約30分 ③約5時間 ④約6時間 ⑤約5時間 ⑥約5時間 ⑦約30分 ⑧約3時間
  • 食事:朝9回・昼9回・夕8回
  • 最少催行人数:10人
  • 利用航空会社往路:キャセイ・パシフィック航空
  • 利用航空会社復路:キャセイ・パシフィック航空
  • ツアーリーダー:志村真由美(しむら まゆみ)
    同行範囲:【1日目】成田空港から【11日目】成田空港まで
  • 一人部屋利用追加料金:84,000円(ホテル、ロッジ泊を含む)
宿泊先

◎利用予定ホテル:カトマンズ:ラディソンまたは同等クラス

※ホテルは基本、ツインルームとなります。シングル希望の方は別途お問い合わせください。

ツアー日程表

飛行機:  船: 専用車: 電車: 歩行:

1日目:11/8(日)成田空港 09:00集合-成田-香港-カトマンズ
朝、成田発(09:00予定)、キャセイ・パシフィック航空CX509便で、香港へ。午後、香港着。キャセイ・パシフィック航空に乗り継いで、ネパールの首都カトマンズ(1,400m)へ。夜、カトマンズ着。専用車でホテルへ。                                                     
                              (機)カトマンズ泊(ホテル)
2日目:11/9(月)カトマンズーポカラートレッキング1日目-ガンドルン
朝、専用車で再びカトマンズ空港へ。国内線で、ポカラ(822m)へ。天気が許せば、機窓からマナスル三山などネパール・ヒマラヤの大パノラマを望むことができます。ポカラ着後、専用車で、アンナプルナ山麓のグルン族の村ガンドルン(1,960m)へ(徒歩約30分)。聖峰マチャプチャレ(6,993m)やアンナプルナ・サウス(7,219m)の雄姿を望みます。                                           
                     (朝・昼・夕)ガンドルン泊(ロッジ)
3日目:11/10(火)ガンドルンートレッキング2日目-タダパニ
朝、ガンドルンより出発し、村と村をつなぐ生活の道を、アンナプルナ・サウスやマチャプチャレの雄姿を樹間に望みながら登ります。小沢沿いを進み眺望の開けたバイシ・カルカ(2,550m)へ。さらに樹林帯の中のトレイルをタダパニ(2,700m)へ(徒歩約5時間)。タダパニからはアンナプルナサウス(7,219m)とパタール・ヒウンチュリ(6,441m)の雄姿を間近に望みます。
                        (朝・昼・夕)タダパニ泊(ロッジ)

4日目:11/11(水)タダパニ―トレッキング3日目-ゴラパニ
朝、好展望のタダパニを後にし、シャクナゲの大木の森の中に付けられたトレイルをたどりバンタンティ(2,750m)へ。さらに水流沿いのトレイルをデウラリ(3,120m)へ。デウラリからはおおむね尾根上に付けられてトレイルをたどり、ゴラパニ(2,890m)へ(徒歩約6時間)。ダウラギリⅠ峰(8,167m)の雄姿、アンナプルナサウス(7,219m)やアンナプルナⅠ峰、形を変えたマチャプチャレなどの雄姿を望みます。
                        (朝・昼・夕)ゴラパニ泊(ロッジ)

5日目:11/12(木)プーンヒル往復ハイキングーゴラパニートレッキング4日目ーシーカーナウリコット
未明、アンナプルナとダウラギリ2つの8,000mを擁するネパール・ヒマラヤを代表する山群を一望にする絶景の展望地プーンヒル(3,210m)に登ります。日の出とともに刻々と変わるヒマラヤの氷雪峰の雄姿を堪能します。絶景の大パノラマを眺めた後、ゴラパニ村へ帰ります(徒歩約2時間)。着後、ロッジにて朝食。
その後、チトレまで徒歩で下ります(徒歩約1.5時間)、チトレより専用車で悪路をゆっくりと下り、タトパニへ。タトパニよりさらにジョムソン街道をガサ(2,000m)を経て、ジョムソン街道を見下ろす高台にあるナウリコットに建つ快適な上級ロッジ・タサン・ビレッジ(2,710m)へ。このロッジは、日本人の奥様を持つ山麓のトゥクチェ村出身のネパール人オーナーが建てたロッジで随所に日本人が好む快適さを取り込んだロッジです。ジョムソン街道を見下ろす高台に建つため、ロッジにいながらにして、ダウラギリとニルギリ三山の雄姿を眺めることができます。着後、ナウリコットの村の散策にご案内します(徒歩約1.5時間)

                     (朝・昼・夕)ナウリコット泊(上級ロッジ)

6日目:11/13(金)ナウリコット滞在 ティティ湖往復ハイキング
終日、快適なナウリコットのロッジに滞在。
朝、ロッジ前より朝陽に染まるダウラギリⅠ峰の雄姿を眺めた後、ジョムソン街道を外れた場所にある絶景の湖、ティティ湖の往復はハイキング。       
 (朝・昼・夕)ナウリコット泊(上級ロッジ)
                          

7日目:11/14(土)ナウリコットーマルファ村-ムクチナート
朝、ロッジ前よりニルギリ三山やダウラギリⅠ峰の雄姿を堪能した後、小型車に分乗して、再びジョムソン街道を北上し、トゥクチェ村(2,600m)、途中、河口慧海の逗留したマルファ村(2,690m)を散策(徒歩約30分)、ジョムソン(2,740m)、カグベニ(2,850m)を経て、ヒンドゥー教と仏教両方の聖地ムクチナート(3,760m)へ。着後、徒歩でムクチナート寺院を訪問します(徒歩約30分)。ムクチナートからは均整のとれた三角錐のダウラギリⅠ峰を望むことができます。着後、周辺の散策にご案内します(徒歩約30分)
                           (朝・昼・夕)ムクチナート泊(ロッジ)

8日目11/15()ムクチナートージョムソン ティニ村ハイキング
朝、ムクチナートからの絶景を堪能した後、往路を小型車に分乗して、カグベニを経て、ジョムソンに戻ります。
午後、ジョムソンからカリガンダキの川の対岸にあるティニ村(2,830m)へハイキング。ダウラギリⅠ峰、ニルギリ北峰(7,061m)、ティリツォピーク(7,134m)を間近に望みます(徒歩約3時間)。トレッカー用の快適なロッジに泊まります。
                       (朝・昼・夕)ジョムソン泊(ロッジ)
9日目:11/16()ジョムソンーポカラーカトマンズ
朝、山岳飛行定期便でポカラへ。航空便は、5日目に訪れた展望の丘プーンヒルの上空を飛び越えて、ポカラへ。機窓かは右手にダウラギリ山群、左手にアンナプルナ山群を望むことができます。※ジョムソンーポカラ間のフライトは、8,000mを擁する2つの山群の間を飛ぶ山岳フライトです。天候条件などの状況によっては予定通りに飛べないことがあり、運航中止となった場合は陸路でポカラに向かいます。陸路移動となった場合は航空便との差額はご参加者の負担となります。
着後、国内線に乗り継いで、カトマンズへ。
                    (朝・昼・夕)カトマンズ泊(ホテル)
10日目:11/17(火)カトマンズ市内観光-カトマンズー機中泊
午前、専用車と徒歩でカトマンズ市内観光。
※ホテルの部屋は午前10時までは無料で利用できます(チェックアウト後はロビーで大きな荷物は保管できます)。
夜、専用車で空港へ。
深夜(22:55予定)、キャセイ・パシフィック航空CX640便で香港へ(フライト時間約4時間15分)。
                     (朝・昼・機)機中泊
11日目:11/18(水)香港ー成田着
早朝(05:25予定)、香港着。
朝(09:05予定)、icon class=”fa-solid fa-plane”]キャセイ・パシフィック航空CX503便に乗り継いで、成田へ。
午後(14:10予定)、成田着。
                                    (機)
注釈
  • 上記日程・発着時刻や訪問地は、天候、交通機関の都合、現地事情、歩行ペース等などにより変更されることがあります。
  • 上記歩行時間は一般コースタイムであり、休憩・食事時間は含みません。
  • 登山に不要な荷物は、バスまたは宿に預けられます。
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